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2018.07.10

ドン・キホーテが「宅配ロッカー」「フリースペース」 千葉の店舗で試験運用


「宅配ロッカー(写真:ドンキホーテHDの発表資料より)」

 

 

 ドンキホーテHDは9日、既存の店舗を活用した「宅配ロッカー」と「フリースペース」を提供する新しいサービスを、「MEGAドン・キホーテ ラパーク成東店」(千葉県山成市)で試験的に開始した。

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■今回の試み

 宅配ロッカーには、グローリーとセゾン情報システムが提供するブロックチェーン技術を活用したステムを導入。設置個数は405個で、利用できるのは、ドン・キホーテの電子マネー「majica」会員のみ。

 フリースペースは約500平方メートルの敷地に約60人分の席を用意。休息所としても使用可能だ。利用時間は10時から22時まで。利用は共に無料だ。

 ネット通販の拡大にともない、国内の宅配量が急増する中、近年の核家族化や単身世帯の増加で再配達の需要が高まり、通信業界のみならず、物流業界でも商品を届ける最後の区間“ラストワンマイル”が社会問題になっていた。

 ドン・キホーテは、「宅配ロッカー」を備えたシンプルな「フリースペース」を提供することで、社会問題への解決と顧客個人の時間消費を有効にサポートする。今回の試験運用を皮切りに、他店舗への展開も検討していく予定だ。

■最近の出店状況

 ドン・キホーテは、2018年6月29日に、駅前の立地で気軽に立ち寄りやすい“地域密着型店舗”として、東京都豊島区に「ピカソ大塚北口駅前店」、6月22日に地域の魅力を発信する都市型アミューズメントストアとして「ドン・キホーテ 仙台駅西口本店」をオープンしている。

 ドンキホーテHDは、グループ会社に、長崎屋、ドイト、ダイソン百貨店などを持ち、現在、日本最大級の総合ディスカウントストアであるドン・キホーテの209店を含み、グループ合計で全国に418店舗を展開している(2018年6月29日現在)。(さゆり)

 

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