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2026.02.20

ウォルマート決算が示す、米消費の広がり

 

 米小売最大手ウォルマートが2026年1月期の第4四半期および通期決算を発表した。第4四半期の総収益は、前年同期比5.6%増の1,907億ドル、営業利益は同10.8%増の86億ドルとなった。米国の個人消費の動向を映す企業として注目される中、同社は増収増益を確保し、堅調な業績を示した。

 調整後1株利益(EPS)は0.74ドルと前年同期の0.66ドルから12.1%増加した。eコマース売上は全世界で24%成長し、総売上高の23%を占めるまでに拡大している。デジタル分野の伸長が収益力改善にも寄与した。

 通期では純売上高が7,064億ドル、調整後営業利益は310億ドル、調整後EPSは2.64ドルとなった。営業キャッシュフローは416億ドル(前年比51億ドル増)、フリーキャッシュフローは149億ドル(同23億ドル増)を創出し、財務基盤の強さも確認された。第4四半期には11億ドルの自社株買いを実施。さらに300億ドルの新たな買い戻し枠も承認している。

 セグメント別では、ウォルマート米国事業の既存店売上高(燃料除く)が4.6%増と堅調に推移した。客数と販売数量の増加が成長を支え、eコマース売上も27%増と高い伸びを示した。

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