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2019.04.19
飲食店支払い、キャッシュレス派が52.9% 現金派をやや上回る
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リクルートライフスタイルの調査によると、飲食店の支払いではキャッシュレス派が現金派をやや上回っており、今後の支払いでも現金以外での支払いを考えている人が多いことが分かった。
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■キャッシュレス派が52.9%とやや多め
18日、リクルートライフスタイルが運営する調査機関ホットペッパーグルメ外食総研が、飲食店でのキャッシュレス決済の利用実態と意向について実施した消費者アンケートの結果を発表した。
飲食店での支払方法について尋ねたところ、「ほぼ毎回現金以外」が26.8%、「現金以外の支払い方法が多い」が26.1%でキャッシュレス派が52.9%、「滅多に現金以外の支払いはしない」が28.1%、「現金以外では支払いしない」が19.0%で現金派が47.1%となった。
■20代男女は現金派が多め
年齢層別や男女別でみてキャッシュレス派が多めな層は、30代男性(58.7%)、40代男性(55.1%)、60代男性(55.6%)、60代女性(57.1%)など。反対に現金派が多めな層は、20代男性(52.1%)、20代女性(57.0%)の2つ。40代女性はキャッシュレス派と現金派がともに50.0%、50代女性はキャッシュレス派が50.7%、現金派が49.4%と拮抗している。
■クレジットカードの利用が圧倒的
現金以外の支払いが可能な飲食店で、利用したことがある支払い方法を尋ねたところ、クレジットカードが79.1%と最も多かった。年齢層別と男女別では20代男性が67.9%、20代女性が72.8%とやや低めだったものの、30代以上の男女は70%台後半から80%台になっている。ついで交通系電子マネーが29.6%、交通系以外の電子マネーが18.2%、プリペイドカード型クレジットカードが9.2%、QRコード・バーコード決済が7.8%など。また「現金しか利用しない」などと答えた人も16.3%いた。
■「今後利用したい」は78.8%
今後、現金以外の支払い方法を利用したいかを尋ねたところ、「積極的に利用したい」が42.8%、「まあ利用してもよい」が35.9%で利用したいと考えている人が78.8%、「あまり使用したくない」が16.2%、「全く使用したくない」が5.0%で利用したくないと考えている人が21.2%となった。
年齢層別や男女別で利用したいと考えている人は、20代男性は74.6%で低めながら30~60代男性が軒並み80%を越えた。反対に女性は30代のみが80.7%となったものの、20代女性は73.6%で低め、40~60代も70%台の後半に留まっている。
■ポイントやキャンペーンを重視
現金以外での支払い方法に対する考えを尋ねたところ肯定的な理由では、「ポイントやキャンペーンなどの特典がある」が51.9%、「財布がスッキリする」が40.0%、「支払いが早くすむ」が37.6%、「キャッシュレスの方が安全」が29.3%、「これからはキャッシュレスが当たり前」が21.0%など。
否定的な理由では、「請求額が膨らむ・支払い過ぎてしまうのが怖い」が21.9%、「カード犯罪や個人情報漏えいが不安」が19.3%、「現金で事足りるし、それ以外の必要性を感じない」が12.8%、「現金しか使用できない店が多いため、現金の方が便利」が10.8%などとなっている。(記事:県田勢・記事一覧を見る)