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2018.07.04
ローソンが中国安徽省に出店 日系コンビニでは初進出
合肥市内ローソン(鴻基広場店)の外観。(画像:ローソン発表資料より)
ローソンは、中国の安徽省合肥(ごうひ)市に7月5日、5店舗を同時オープンする。日系コンビニが、同国安徽省に進出するのは初めてのことであるという。
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安徽省は中国華東地区の内陸部に位置し、その中心都市である合肥市は、人口800万人を擁する。しかし、現在日系や、大手の地場チェーンが存在しない「コンビニの空白地帯」となっている。
経済発展に伴い、若年層を中心にコンビニの需要は高まっているが、今後は、ローソンとその提携先である中央商場のショッピングモールなどの経営基盤を活かし、機動性の高い出店と店舗運営を進め、2020年までに100店舗以上の出店を目指すという。
ここでローソンの中国事業について見てみよう。ローソンは中国に現地子会社を持っており、1996年に日系コンビニとしては初めて中国に上陸、上海に1号店を置いた。以来、2010年に重慶市、2011年に遼寧省の大連市、2013年には北京に出店している。これらの地域で培ったノウハウを活かして、各地の地場小売企業とのメガフランチャイズ契約やエリアライセンス契約を通して、中国国内における出店エリア拡大を進めていくという。
なお上海ローソンは、2014年から周辺の各都市にもメガフランチャイズ契約による店舗数の拡大を進め、2018年6月7日に1,000店舗を達成している。
ローソンの中国店舗数は現在1,600ほどだが、これを2020年までに3,000店に拡大する予定であるという。
なお、7月5日にオープンする店舗の概要は以下の通り。金融港店を除いてすべて24時間営業となる。
(1)万科森林店
所在地:合肥市蘆陽区紫杉路128号万科森林城森.生活匯商業街20#123
(2)鴻基広場店
所在地:合肥市蜀山区金寨路93号鴻基商務大楼102
(3)拓基広場店
所在地:合肥市高新区長江西路689号金座B101
(4)金融港店
所在地:合肥市濱湖新区徽州大道4872号合肥金融港A12棟101-102
(5)信地城市広場店
所在地:合肥市瑶海区全椒路站前路口楽富公寓商業D楼商112-113(藤沢文太)