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2018.06.22

チェーンストア5月売上、衣料品・日用雑貨・家電製品が不振 3カ月連続減に

 日本チェーンストア協会が発表した5月のチェーンストア販売統計(月報)によると、悪天候などにより売上が伸び悩み、3カ月連続で前年同月比マイナスとなったことが分かった。

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■悪天候により売上不振

 21日、日本チェーンストア協会が5月のチェーンストア販売統計(月報)を発表した。販売総額は1兆670億1,897万円で前年同月比97.7%(店舗調整後)だった。2018年3月以降、3カ月連続のマイナスとなっている。

 5月は雨や気温の低い日が多かったことから、食料品では農産品が相場安の影響を受けて苦戦、衣料品や住関品の季節商品も低調だった。

■家具・インテリアが好調

 取扱部門別で前年同月比プラスだったのは、畜産品(販売金額:833億7,165万円、前年同月比101.2%、以下同じ)、水産品(628億9万円、100.4%)、惣菜(859億6,772万円、101.0%)、医薬・化粧品(310億7,412万円、100.0%)、家具・インテリア(606億3,532万円、104.6%)、その他商品(342億4,690万円、100.5%)のみ。

 商品の動きで好調だったものとして、畜産品は牛、豚、鳥の全般が、水産品では、まぐろ、いわし、塩鮭、しらす、海藻類、家具・インテリアでは、整理収納用品、羽毛肌掛布団、ダウンケット、敷布団、マットレス、インテリア小物、その他商品では、ペット用品、介護用品、キャリーバッグ、トレーニングウェア、観葉植物などがあがっている。

■衣料品や日用雑貨、家電製品が不調

 前年同月比で大きくマイナスだったのは、紳士衣料(販売金額:161億4,996億円、前年同月比:87.9%、以下同じ)、婦人衣料(242億6,978億円、87.5%)、日用雑貨品(811億2,942億円、91.3%)、家電製品(72億3,247万円、89.9%)など。

 商品別の動きで不調だったものとしては、紳士衣料ではスーツ、ジャケット、スラックス、半袖シャツ、ショートパンツ、婦人衣料では、フォーマル、スカート、ブラウス、ボトム、Tシャツ、日用雑貨では、ステンレスボトル、ペーパー類、ベビー用おむつ、すだれ関連、タオル、家電製品では、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、食器乾燥機、ドライヤー、デジカメなどがあがっている。(県田勢)

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