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2025.09.15
渋谷パルコ、9月中に18店がオープン 春からの大型リニューアルが完了へ
パルコは、旗艦店の渋谷パルコ(東京都渋谷区宇田川町)をリニューアルし、9月中に18店をオープンさせる。2025年春から断続的に進めてきた大型リニューアルのクライマックスで、4階は半数の12店を刷新する。
9月にオープンする18店は1、3、4、5階に入り、合計売り場面積が約1,200平方メートル。1階は6月から改装のため休業し、3階に期間限定店を出していた衣料・雑貨の「ヒューマンメイド」が、パート1、パート2の2店舗になって9月下旬に再登場する。3階はフランス発のファッションブランド「マリーン・セル」が19日、国内初出店となるデンマーク発のフレグランス「フラマ」が17日にオープンする。
4階は韓国ファッションの「コイセイオ」、スペイン発のシューズブランド「カンペール」、韓国発のバッグブランド「オソイ」、新進ブランドの「ジョゼ・ムーン」、日本の若手デザイナーらを発信するセレクトショップ「ニュースタア」など12店が、9月中に勢ぞろいする。5階はスポーツ用品・ウエアの「ミズノショップ」など2店が登場する。
このほか、6階で12~28日の期間限定でオープンする映画「チェンソーマン レゼ篇」のグッズ販売店など4つのポップアップショップが開店する。
パルコは「解体を主張する」と題した大型リニューアルを2025年春から続けてきた。この言葉はパルコの創業者である増田通二元社長が1977年に残したもので、時代の変化が生む壁を突き破るためには解体が必要という意味が込められているという。
これを受け、今回の大型リニューアルでは約80区画を一新し、新興、老舗を問わずに来店客の目を引く店舗を集めた。リニューアルは9月で完結する。