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2023.04.26

百貨店とSCの3月売上、13カ月連続で前年上回る 好天で季節商品が順調

日本百貨店協会と日本ショッピングセンター協会が3月度の売上高を発表。新型コロナウイルスの鎮静化による外出客の増加と好天により、季節商品が順調だった。

【前月は】百貨店とSCの2月売上、12カ月連続で前年上回る 全国的に売り上げ増

 

■百貨店は13カ月連続で前年上回る

 

 25日、日本百貨店協会が3月度の全国百貨店売上高概況を発表。売上高は前年同月比(店舗数調整後)9.8%増の4,658億1,202万6,000円となり、13カ月続で前年同月を上回った。

 新型コロナウイルスの感染者数減少や、気温上昇に伴う外出機会の増加で幅広く商品が動いたことに加えて、ホワイトデーやお花見などの季節イベントに伴う売上も好調。売上の水準は、新型コロナウイルス感染前と同程度に回復している。

 

■都市別は全て前年上回る

 

 都市別は全ての都市で前年同月を上回った。特に札幌(前年同月比:16.0%増、以下同じ)、東京(12.6%増)、京都(16.1%増)、大阪(17.0%増)、神戸(16.5%増)、福岡(13.8%増)で大きく伸びている。

 都市以外の地区では、東北のみ前年同月比0.2%減のマイナスだった。前年を上回った地区の中では、中部(5.5%増)、近畿(3.5%増)、四国(3.0%増)で比較的大きく伸びている。

商品別売上高でも多くの商品で前年を上回った。その中では婦人服・洋品(前年同月比:14.0%増、以下同じ)、身の回り品(17.5%増)、化粧品(17.4%増)、食堂・喫茶(26.2%増)などで大きく伸びている。商品別で前年同月を下回ったのは、子供服・洋品(4.4%減)、その他衣料品(6.9%減)、その他家庭用品(0.6%減)、生鮮食品(2.4%減)、サービス(5.9%減)、商品券(6.5%減)の6分野。

 

■ショッピングセンターも飲食や春物が好調

 

 同日、日本ショッピングセンター協会が3月度のSC販売統計調査報告を発表。売上高は前年同月比11.5%増の5,695億3,900万円となり、百貨店同様に13カ月連続で前年同月を上回った。

 新型コロナウイルス対策の行動制限が無くなったことに加えて、全国旅行支援があったために売上伸長につながった。業種別では旅行客や歓送迎会などで飲食が好調。気温が高めに推移したため春物衣料などが動いたことに加えて、卒業式などのセレモニー需要も好調だった。

 

■北海道や広島、福岡が引き続き好調

 

 売上のうち、テナントが前年同月比13.0%増の4,598億120万7,000円、キーテナントが同5.5%増の1,097億3,779万3,000円。いずれも13カ月連続で前年を上回った。

 前月から引き続き、大都市やその他の地域は全てで前年を上回った。都市では札幌市(前年同月比:30.2%増、以下同じ)、仙台市(29.7%増)、東京区部(19.5%増)、名古屋市(19.0%増)、京都市(19.0%増)、大阪市(20.5%増)、広島市(25.4%増)、福岡市(28.4%増)が特に伸びている。その他の地域の中では、北海道(26.3%増)と北陸(10.7%増)が2桁割合の伸びだった。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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