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2019.02.21
日本橋高島屋SC、本館改修を終えて3月5日にグランドオープン
都内最大級の屋上庭園のイメージ(高島屋発表資料より
日本橋高島屋S.C.は、国の重要文化財に指定されている本館の改修を終え、3月5日に4館そろってグランドオープンする。4館がそれぞれの役割を果たし、3世代が1日中楽しめる新しいタイプの都市型ショッピングセンターを目指す。
【18年秋に誕生】日本橋髙島屋 S.C.、18年秋開業 115の新店舗オープン&路面店が並ぶ「日本橋ガレリア」も
日本橋高島屋S.C.は百貨店の本館、専門店の新館と東館、時計の館のウオッチメゾンの4館で構成され、総売り場面積約6万6,000平方メートル。本館と新館の間の区道を歩行者専用道路とし、道路上に大屋根を備えた日本橋ガレリアと合わせ、東京を代表する商業拠点となることを目指している。
新館が2018年にオープンしたのに合わせ、百貨店と専門店を融合させた4館体制の日本橋高島屋S.C.をスタートさせ、本館の改修、リニューアルを進めていた。
今回の改修で本館8階を中心とした約6,000平方メートルの広大なスペースが、都内最大級の屋上庭園として生まれ変わる。日本庭園、ローズガーデン、イベントスペース、屋上カフェが設けられ、緑と花に囲まれながらくつろぎのひとときを過ごせる場所となる。日本庭園には高島屋発祥地の京都から七福神を迎えた社を造る。
本館1階の南東側には、車寄せが新設され、屋根のある空間でマイカーやタクシーの乗降ができるようになる。車寄せ玄関にはインフォメーションとクロークが設置され、館内案内や手荷物預かりのサービスを提供する。南駐車場は予約専用となり、予約車両を専用レーンで預かって駐車代行する。
本館4、5階には大阪にある高島屋史料館の分館が設けられ、「高島屋史料館TOKYO」と命名される。日本を代表する美術品、歴史的価値を持つ戦前のポスターなど収蔵品を展示するだけでなく、日本橋の文化発信拠点として企画展の開催やセミナーなどを開催する。
このほか、オーダースーツの注文サロンやパーティー用ドレスを集めたドレスアップクローゼット、多様な商品をそろえた雑貨編集ショップなど新コーナーも多数用意されている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)