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2022.09.01
企業メッセージを効果的に伝える 海外のブランドポッドキャスト事例5選
筆者はポッドキャストを聴くことが好きで、3年ほど前からよく聴くようになったが、最近では企業の配信が増えていると感じる。
ブランディングの一環として企業が配信する「ブランドポッドキャスト」とは、直接的に会社や商品のプロモーションは実施しないが、ブランドメッセージを伝えつつ、オーディエンスが知りたいと思うような有益なコンテンツを提供しているポッドキャストのことを指す。
日本はブランドポッドキャストが徐々に増えてきている段階である一方で、アメリカでは制作を専門に請け負うポッドキャスト制作会社が増加している。
ポッドキャストプラットフォームでのコンテンツ配信に加え、Youtubeにもポッドキャスト収録風景をそのまま配信する形式がスタンダードになりつつある。
拡大するポッドキャスト市場
なぜ今企業がブランディングとしてポッドキャストに力を入れているのか。
その背景には、世界的なポッドキャスト市場の拡大がある。世界のポッドキャストのリスナー数は年々増加傾向にあり、2025年には8億人を突破すると推測されている。(参考)
それに伴い、企業が配信するブランドポッドキャストの数も年々増えている。
また、Spotifyによるポッドキャスト分析企業であるChartableとPodsightsの買収や、最近ではAmazon musicでの番組オリジナルコンテンツ配信などからも、コンテンツ配信企業各社のポッドキャストへの注力が見て取れる。