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2022.03.04
地方創生 × グローバル起業家育成 Japan Rising City Acceleratorとは?
btraxではこれまでに福岡県福岡市、石川県加賀市といった様々な自治体に向けてグローバル起業家育成を目的としたプログラムの企画運営・支援を行ってきました。
一つは、日本を代表するスタートアップ支援の先進都市である「福岡市」(人口約1,550,000人)と、もう一つは、「消滅可能性都市」に指定されたことをきっかけに高齢化や人口減少に歯止めをかけるべく、DXを活用した「スマートシティ加賀」を実現させようと尽力している「石川県加賀市」(人口約62,000人)です。
両都市では、スタートアップ起業家支援における自治体側の課題も異なっており、大変興味深く感じました。
福岡市、加賀市へプログラム支援を通して得た気づき
各自治体の持っている共通の課題感
自治体の規模は違えど両自治体の課題感としては共通しており、起業に関心がある人々が集うことで新しいアイデアが生まれ地元から会社が起きていくことです。
そして、時代の変化に対応したイノベーティブなスタートアップ企業が創業されること、そして、起業により雇用が生まれることを期待しています。
そのために、各自治体では様々な分野でチャレンジしようとしている起業家・起業家候補を地元内外から発掘し、多くの雇用を創出して若者など様々な人材の地元での就労機会を増やしていきたいと考えているのが現状です。
プログラム参加者(起業家/起業家候補)が求めていること
一方で、プログラム参加者が求めていることは、最初からグローバル視点を持ったスタートアップの起業について体系的に学べビジネスアイデアを具現化できるきっかけです。小規模自治体でも地元もしくは移住して事業を立ち上げようとする方は一定数いることがわかりました。
Japan Rising City Acceleratorについて
btraxは、上記のような課題やニーズを受け、「Japan Rising City Accelerator」というプログラムの提供を開始しました。本プログラムは、地方自治体や地方の創業支援団体を対象としています。
グローバル起業家育成を通じて、地方から世界に挑戦する人材やスタートアップ企業の輩出を目指し、地域の活性化に繋げることが目的です。
Japan Rising City Acceleratorにおける3つの軸
Japan Rising City Acceleratorには3つの軸があります。
- 知識:スタートアップはグローバル展開に必要な知識を習得します。
- 実践:デザイン思考の体得やピッチを通じた実践的なスキルを習得します。
- 架け橋:サンフランシスコ/シリコンバレーとの関係構築を支援します。