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2022.01.03
2022年に注目のスタートアップトレンドとサービス
2022年がスタートした。アフターコロナなのか、まだまだコロナ中なのかも微妙な状態だが、人々の生活と働き方が大幅に変化したことで、世の中には解決しなければならない課題が数多くある。
特にテクノロジーを活用して課題解決を進めるスタートアップにとってみると、今年こそはより良い一年にするために、その存在価値が問われてくる。
今年も、成長する可能性があると思われるトレンドを5つにまとめてみることにした。
今回紹介するこれらの分野とサービスは、世の中の新しい課題に対するサービスと、テクノロジーの発展がもたらす機会を兼ね備えている。
2022年に注目したいトレンドとサービス
- 分散型チームに対応するサービス
- ミールキット系サービス
- ローコード/ノーコード系サービス
- メタバースがやってくる
- ネオバンク/カード系
分散型チームに対応するサービス
世界的なパンデミックの拡大により、2020年ごろより多くの企業がリモートワークを採用している。その流れは現在でも続いており、MicrosoftやAmazon, Facebookなど、アメリカの大手テクノロジー企業の多くが、半永久的にリモートワークを許可している。
そんな中で、コスト削減やより最適なライフスタイルを求め、勤務地と異なる地域に引っ越すスタッフも多い。アメリカでは、本社と異なる州に従業員が一人でもいると、その州に対しての法人登記と税務処理が求められ、かなり面倒な手続きになる。
また、リモートワークの仕組みを逆手にとって、世界の各地にスタッフを抱えるような分散型の組織を進めている企業も増えてきている。それぞれの国で労働法も税法も異なってくるため、給与の支払い、税務処理、法人手続きは困難を極める。
そんなニーズに合わせ、分散型組織向けのソリューションを提供するスタートアップに注目が集まってきている。