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2020.05.19
スタートアップのレイオフ – 明暗を分けたAirbnbとBirdの事例
新型コロナウィルスの影響で、多くのスタートアップにてレイオフ (一時解雇) が進んでる。具体的な状況は「コロナの影響でアメリカのスタートアップではどのくらいレイオフが進んでいるのか」にて説明されているが、現在まで400社以上がレイオフを行っている。
中でも最も多くのスタッフをレイオフした1社がAirbnbであるが、その進め方やCEOからのメッセージ内容の素晴らしさは注目を集めた。プロセス・内容共に、企業として、リーダーとして模範となるだろう。その一方で、同じくレイオフを行ったシェアリングスクーターのBirdは、真逆のやり方で多くの批判を生んだ。
明暗を分けたBirdとAirbnbのレイオフ手法
「レイオフ」という苦渋の決断を、この2社は全く逆のやり方で行い、その結果も大きく明暗を分けた。では、それぞれがどのようなプロセスでレイオフを進めたのかを検証する。
以前に「リーダーシップにワビサビはいらない – コロナ対応に見る日米5つの違い」で日本とアメリカのリーダーシップの違いを説明したが、今回は2つのスタートアップにおける、異なるリーダーシップ手法を紹介したい。