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2019.03.05
【経営xデザイン】なぜデザインオリエンテッドな企業は強いのか
物が溢れている現代の市場の中では単純に正確に動く、壊れない、だけではヒット商品を生み出す事が難しくなってきている。消費者の心を引き付けるためには、美しい見た目や共感、遊び心などの「デザイン的要素」が重要になり、デザインの重要性を理解し、実践する事が、企業の業績に直接反映され始めている。
数字で証明された経営に対するデザインの重要性
2018年10月のマッキンゼーによる調査では、デザインを経営に活用している企業は平均と比べ、売り上げの伸びが32%もアップし、株主へのリターンも56%高くなっているという結果が出ている。
また、ロンドン・ビジネススクールの調査によると、製品デザインへの投資が1%増えるごとに、売り上げと利益は平均して3-4%増加するという。
以前にも、米国のコンサルティング会社Motiv StrategiesとDMIの調査によると、デザイン的考え方を経営の戦略にに積極的に取り入れている状況企業16社は、その株価の伸びがS&P 500全体と比べ2003年から2013年の10年間で228%高くなっているという統計を発表し「デザインを重視している企業 = デザインオリエンテッドな企業」は、そうでない企業よりも業績が著しく良いという事が数字で明確に示された。
ちなみに、このDesign Value Index指数におけるDesign-centric Organizationに選ばれるための評価項目は下記の通り:
- 過去10年間で上場している
- 経営とマネージメントの今回にデザインを活用してる
- デザインに関する事柄に対しての投資と影響力が増えている
- 企業の組織構造とプロセスにデザインが浸透している
- 経営陣に15-20年のデザインバックグラウンドをもつ者が含まれている
- 経営トップ及び部門長がデザインの重要性を理解し実践している
参照: Design Can Drive Exceptional Returns for Shareholders