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2022.06.28
【イベント総括編】アメリカ進出成功のために問うべき15の質問に一問一答
先日btraxは、「なぜ日本企業はアメリカでうまくいかないのか? 〜目指すべきは脱営業 顧客を獲得するアメリカ市場戦略〜」というオンラインイベントを実施した。
ビジネスにおける日米差や、アメリカ進出を考える際のよくある落とし穴を中心に、事例とともにお伝えした。
また、参加者の皆さまからは非常に多くのご質問をいただき、その数は時間内で回答しきれないほどだった。
そこで今回も前回に引き続き、イベント当日、時間の都合上回答をすることができなかったご質問に対して、登壇したbtrax CEO, Brandonより改めて回答をもらい、その内容を記事にまとめていきたい。
Q1. アメリカ企業の意思決定のプロセスは、日本と違いますか?
かなり違います。何よりも「スピード感」が違います。アメリカでは、それぞれの担当者への決定裁量が大きいため、現場レベルでも意思決定がされやすい傾向にあります。
もしくは、超トップダウン型でトップの一声で大きく動く場合もあり、いずれにせよ判断のスピードが速いです。
一方日本では、合意形成に時間がかかる様子です。和を乱さないことが重視されたり、ハンコ文化も未だに根強く、契約プロセスに時間を要したり、といったことが多いです。
そのスピード感だとアメリカでは痺れを切らしてやっていられないということになりうると思います。