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2020.06.02
グローバル市場でEコマースを成功させるための3つのマインドセット
- コロナの影響でEコマースは成長中。Eコマース構築時に必要な3つのマインドセットをご紹介。
- 販売者視点ではなく、「ユーザー視点」の発想。常に、中心にあるのはユーザーの課題。
- 「まずは国内から精神」は捨てる。海外フレンドリーでパイを拡大。
- Eコマースはあくまでも手段。オフラインも含めて総合的な購買行動のデザインを。
コロナウイルスをきっかけにさらなる注目が集まっているEコマース市場。トレンドに乗り、Eコマースというツールを活用してビジネスの拡大を考えている企業や個人事業者も多いのではないだろうか。
一昔前までは、Amazonや楽天に代表されるマーケットプレイスがEコマースの主要チャネルだったが、現在ではShopifyやWix、日本でもBASE、STORES.jpに代表される、誰でも簡単に自身のEコマースサイトを作成し、商品を販売できるサービスも増え需要の高さが伺える。
しかしその一方で、日本国内だけでは既にどの分野も市場が飽和している上、仮に国内でのパイが取れたとしても、世界の市場規模から見れば市場が小さい日本では直ぐに頭打ちする。海外に進出しようにも何から手を付けたら良いか分からず、行き詰まっているサイトが何かと多い印象だ。
今回は、筆者が実際に日本のEコマース市場調査プロジェクトを通して考えた、事業者が抱える上記のような課題から、今後Eコマースでさらなるビジネス拡大のチャンスを見出したいと考えている方に対して、グローバル展開する際に意識したいマインドセットを3つ、イノベーションの街サンフランシスコから紹介したい。
ただトレンドのみに左右されて、至極当たり前のように日本国内という狭い市場にターゲットを絞ってスタートするのではなく、長期的な目標・ビジョンと共に、グローバルという広い視野で取り組んでいただきたい。