NEWS
2019.06.11
デジタルウェルビーイングを実現する ”使わせない” デザインとは?
デジタルテクノロジーの進化に合わせて、こちらシリコンバレーの企業の勢いがより加速しているように感じる。大型M&AやIPOのニュースが毎日のように流れ、時価総額や評価額の最高記録更新も続いている。
その大きなファクターの1つとなっているのが、ユーザー数とそこから獲得しているユーザーデータ、そして優れたユーザー体験だろう。(参考: これからの企業に不可欠な三種の神器とは)
ユーザーの時間をお金に変換してる現代の企業
GAFA (Google, Amazon, Facebook, Apple) に代表されるような企業が提供する、インターネットテクノロジーを活用したサービスは、優れたユーザー体験で多くユーザーの心を虜にする。そして、よりユーザーがそのサービスに時間を費やす事で、売り上げや企業価値の向上を達成している。
プロダクトのKPIとして利用されるのは、ユーザー数、アクティブ率、利用時間、エンゲージメント、ページビューの数字。アプリやサービスがどれだけ魅力的なのかを測るための指数として、業界では一般的に利用されている。そして、盲目的にそれらの数字をより大きくする事が「正しい」とされてきた。
そして、マーケターやUXデザイナーなどが中心となり、ユーザーの注意を引き込み、夢中にさせる仕組みを日々デザインしている。その理論の1つが下記の”The Hook Model”である。