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2012.03.15

Barneys Co-op がムービーカタログを展開

 iPhone やAndroidといった「スマートフォン」、iPadやKindle Fireなどの「タブレット」。パソコン以外の手段でも情報を見ることが当たり前になり、それに加えソーシャルネットワークを活用したマーケティングはもはや欠かせない時代となりました。

 

 ニューヨークの中でも人気の高いラグジュアリーデパート『BARNEYS NEW YORK (バーニーズ ニューヨーク)』と言えば、昨年のホリデーシーズンにレディ・ガガ、そしてニコラ・フォルミケッティとコラボレートしたホリデーキャンペーン 「GAGA’S WORKSHOP(ガガ ワークショップ)」が記憶に新しい。

 

 今までバーニーズニューヨークといえば、年に数回カタログを顧客に郵送すると同時にサイト上でもデジタルカタログを公開してきました。
しかし2012年の春の「Barneys CO-OP(コープ)」のコレクションでは、印刷物は止め、全てデジタルカタログにチャレンジ。

 デジタルカタログと聞くと写真を単にウェブサイト上でフリップする様な、今までもバーニーズで行われてきた形式をつい想像してしまいますが、今回バーニーズコープが製作したものは「ムービー形式」のカタログ。

 バーニーズニューヨークのクリエイティブ・ディレクターであるデニス・フィリードマン氏のもと、T by Alexander Wangの広告キャンペーンでも活躍するアリスティア・マッキムをスタイリストに、ダニエル・ジャクソンが撮影。メンズ、そしてウィメンズのムービーカタログが製作されました。

 ムービーカタログの映像を再生しモデルが登場すると、画面左にモデルが着用している各アイテムがボックス表示されます。

 気になるアイテムをクリックするとそのアイテムのブランド情報などが表示され、”BUY NOW”ボタンを更にクリックすれば商品の詳細ページへと導かれるという流れ。

 各5分ほどのムービーカタログでは、コープがターゲットとする様々なテイストを持つ若いファッショニスタたちをモデル起用し、それぞれが普通に話をしたり、踊ったり、唄ったりとフレンドリーなアプローチも見ていて面白い。 特にムービーカタログにしたことで、服全体のスタイルが動きから確認出来るところからも嬉しい。

 

 多分このコラムを読んで下さっている方の中にはウェブサイトを持っている方が多いかと思います。
 デザインをリニューアルしたり、新しいコンテンツを最近増やしてみたりしてますか?

 

 今回コープがチャレンジしたムービーカタログの様なコンシューマーに対する新たなアプローチも、進化する技術に敏感に、また常に新鮮なアプローチを心がけているバーニーズニューヨークだからこその試みのような気がします。
 季節がくれば衣替えしますよね。携帯電話だって時期が来ればアップグレードをしていると思います。 その感覚、サイトを運営する上でも意識すると良いですね。
何かひとつ、あなたのサイトでもこの春新たなアプローチをしてみませんか?

 

BARNEYS NEW YORK
660 Madison avenue
New York, NY 10021
http://www.barneys.com


 

RINA  

R I N A

90年代の米国がネットバブルだった頃に米国にて日本向けのファッションポータル事業にコンサルタントとして関わる。

 

以降、「ファッション」と「インターネット」上で行われるビジネスを中心とした事業に15年ほど携わり、Web製作やディレクション、ビジネスのコンサルタントを行う。現在は米国のファッション事情やトレンド、ファッションとIT関連を中心とした執筆、今までの経験と知識を活かしビジネスサポートも行っている。

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