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2013.06.18
オンラインとオフラインが融合:ケイトスペード サタデー 24HRS ウィンドウショップ
Kate Spade Saturday (ケイトスペード サタデー)と言えば、日本先行で立ち上がったKate Spade New York(ケイトスペード)のシスターブランド。日本では表参道にある路面店やルミネ新宿などにもショップがあり、米国ではオンラインのみで販売されている。
米国のSaturday.comではリアルの店舗がないだけに送料無料で気にせず気軽にオーダー、気に入らなければこれまた気軽に無料で返品も出来るようになっている。それだけでも買う側にとっては嬉しいサービスだが、今月に入りケイトスペード サタデーはeBayのサポートを受け、新たなお買い物体験を試みた。
ブランド発祥地であるNY、マンハッタンの4カ所(ソーホー、ローワーイーストサイド、フラットアイアン、ミートパッキング)に突如現れたケイトスペード サタデーのポップアップショップ。ポップアップショップと言っても店員が居るわけでもなければ、商品を手に取って見ることが出来る訳でもない。
「Kate Spade Sataurday 24-hour window shop(ケイトスペード サタデー 24HRS ウィンドウショップ)」では、キュレートされた商品がディスプレイされ、そこに大きなタッチパネルが設置されているウィンドウショップなのだ。
なんだかオフラインなのだけどオンラインなこのショップ。
このサービスの特徴は24時間営業のウィンドウショップで、6月8日から7月7日の1ヶ月の間ニューヨーク限定で、最短で “1時間後にデリバリー(配達)”がウリだ。
試しに向かった日は平日のランチタイム。お買い物の手順は至って簡単だった。
設置されたタッチパネルではiPadで画面をスワイプする感覚で商品を閲覧することが出来る。
Saturday.comで取り扱っている全ての商品が買える訳ではなく、キュレートされたバッグや靴、洋服に雑貨類30品ほどから選択することが出来た。購入したい商品が決まったら画面をタッチして選択、オンラインショッピング同様にショッピングカートに入れます。
R I N A 90年代の米国がネットバブルだった頃に米国にて日本向けのファッションポータル事業にコンサルタントとして関わる。
以降、「ファッション」と「インターネット」上で行われるビジネスを中心とした事業に15年ほど携わり、Web製作やディレクション、ビジネスのコンサルタントを行う。現在は米国のファッション事情やトレンド、ファッションとIT関連を中心とした執筆、今までの経験と知識を活かしビジネスサポートも行っている。
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