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2021.11.04

【本音で語るツール活用術】WEBマーケティングツール最前線Vol.18  もっと自由に、もっとシンプルに“サイト内最適化”を実現する「MATTRZ CX」

アパレルウェブ「AIR VOL. 52」(2021年10月発刊)より

 

written by 鎌戸隆輔(アパレルウェブ)

今回本音で聞いた人はこの人:

株式会社Free Spark

増田 佳介氏

  日頃デジタルマーケティングを実践する中で、気になったツールやサービスを提供している会社に突撃取材します!サービスの紹介で終わるのではなく、デジタルマーケティングのヒントになる様な、ここでしか聞けないインタビューをアパレルウェブ1のツールマニア、鎌戸がお届けします。

ポイント:

機能性に加えて、サポート体制もサービス導入をする際に重要な要素!

取材するサービス:

もっと自由に、もっとシンプルに“サイト内最適化”を実現する
「MATTRZ CX」

どういうサービス?

御社のMATTRZ CXがどのようなサービスなのか、また類似する他社のサービスとの違いや強みを教えて頂けますでしょうか。

 MATTRZCXはサイト内最適化を行う機能をワンストップでご利用頂けるサービスとなっております。具体的な機能としてはチャットボット、ポップアップ、ヒートマップ分析などを提供しており、それらはすべて1つの管理画面からコントロールが可能となっております。また、独自の強みは「ワンストップで様々な機能が使えること」「サポートが手厚いこと」「価格が安いこと」が該当すると思っています。具体的にお話をさせて頂くと、チャットボットに特化しているサービスやポップアップの表示、制御に特化しているサービスは他社様でもありますが、MATTRZCXの様にそれら機能が一つとなり、ワンストップで使えるサービスはあまりないと認識しており、その点が強みであると自負しています。

Web接客からヒートマップまで多くの機能をワンパッケージで提供しているMATTRZ CX

チャットボット、ヒートマップなど多くの機があるMATTRZCXですが、特に導入企業様に利用されている、もしくは御社側で注力しているのは、どのような機能でしょうか。

 そうですね。導入企業様によって違うのですが、チャットボットの機能は多くご利用頂いており、また弊社としても注力をしております。ユーザーが回答を選択する「選択式のチャットボット」、オペレーターと直接やりとりすることができる「オペレーター型チャット」、そして、アンケートや問い合わせなどユーザーが直接入力できる「入力フォーム型チャット」の機能を実装しているのですが、選択式のチャットボットを中心に多くご利用頂いております。

多くの機能を有するMATTRZ CXですが、導入する際のハードルや注意点があれば教えて頂けますでしょうか。

 基本的にはサービスタグを設置して頂くだけです。データ連携をさせるなどのアクションは一切発生しないので、ご活用頂くまでのハードルは低いと思っていますGoogleタグマネージャーなどで、サービスタグの設置をして頂ければ、すぐにMATTRZ CXをご活用いただけます。一方で、ECカートとの相性は少なからずあるのが正直なところです。バイネームでカート名を出すことは難しいのですが、Googleタグマネージャーの利用が難しいカートの場合、実装のハードルはやや高くなる可能性がございます。ですので、導入をご検討頂ける際は、カート名も事前に共有頂けますと、その後もよりスムーズかと思います。

サイト内最適化をするため、多くの機能が実装されているMATTRZ CXの中でも

特に充実しているチャットボット関連の機能

導入企業が導入を決めた理由はどういったところにあるのでしょうか。また、成功事例を教えていただけますでしょうか。

 色々なお話を伺うのですが、他社のサービスと比較して導入しやすい価格帯であるというお声は多くの企業様から頂いております。また、先ほど強みとして挙げた、弊社のサポート体制も導入の決め手になったとお声を頂いています。例えば、他社様のサービスの場合、導入後に追加料金がかかる場合や、電話対応は受け付けない、最初の設定のみサポートをするというケースも珍しくありません。弊社の場合はサポート料を別でとらず、MATTRZCXの利用料に全て含まれています。

 

 また、成功事例をお話しますと、離脱防止機能が購入率にポジティブな影響を与えた事例がございます。離脱防止機能を導入したことにより、購入を決めてから購入完了までの過程で離脱が約10%削減され、CVRが115%の改善となったケースもございます。こちらの設定につきましても弊社のサポート担当が代行させて頂くため、クライアント様ではほとんど工数をかけずに導入頂くことが可能です。

サポートはMATTRZ CXの利用料に含まれているとのことですが、どの様な範囲までサポートしているのでしょうか。

 サポートの範囲でお答えするのは難しいですが、設定に関する代行はすべて弊社で請け負うことができます。例えば、チャットボットの設定や組み立てなどが、最初わからないご担当者様もいるかと思います。その場合、弊社のサポート担当者がどのような設問や設定をしていけばいいのか?などを組み立てて、ご提案させて頂きます。あとは、導入企業様からメールで「このページにこのバナーを出して欲しい」とご要望を頂ければ、こちらで設定をすることもできます。ですので、導入企業様の中には設定画面に入らず、施策をしている企業様もいらっしゃいますね。この範囲は導入企業様がやりたい施策の検討やクリエイティブの制作に集中できる様にしたいという弊社の想いがあるためです。

 

管理画面では各種機能の設定に加えて効果を計測することも可能

最後に多くの企業を支援してきた御社が考える成功する企業とそうでない企業の差はどこにあるとお考えでしょうか。

 難しい質問ですね(笑)。基本的なことではありますが、ユーザーが何を求めているか?ユーザーが使いやすいサイトのUIやサービスのUXを考え抜いている導入企業様は企業として成長している印象を受けます。例えば、チャットボット機能の「入力フォーム型のチャット」をご活用頂いている企業様はアンケートとして同機能を利用しています。「商品Aのどの様な点を改善してほしいですか?」「新しいサービスはどのようなサービスを希望しますか?」などです。このようなお客様のお声を注意深く聞き、サービスや商品に反映させている企業様は成長していると思います。一方で、UIUXを考えぬくには時間が必要かと思います。そのため弊社では、ツールの提供に加えて設定代行という形でお時間を創出するサポートもしております。導入に興味を持たれた企業様は、お気軽にご連絡を頂ければと思います。

 

MATTRZ CXの公式サイト:https://lp.f-spark.com/

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