PICK UP
2020.01.20
アクセサリーブランドが放つ注目テーマとキーワード <5/5>
ジミー チュウ(JIMMY CHOO)
今シーズンの「ジミー チュウ」のテーマは”EAST MEETS WEST”。ブルース・リーのイメージで、カンフーシューズを思わせるオペラシューズやボクサーブーツ、ゴールド使いのタッセルローファーやチャッカブーツ、タイガーズアイを施したローファーなどオリエンタルなエッセンスがブレンドされたコレクションだ。各所に登場するトワルドチューというシルクジャガードの生地が、東洋風の神秘的なムードを放つ。また一方ではスタースタッズやビジュー使いのローファーや、ダイヤモンドスニーカーのクリスタルバージョンも登場し、煌びやかなアイテムが目を引いた。
サントーニ(SANTONI)
今シーズンの「サントーニ」のプレゼンテーションは、パリの studio H5 のキュレーションによるポップアップショップのコンセプトで作り上げられた、大きなチェスボードのオブジェ。巨大なナイト、ポーン、クイーンの駒の間に新作達が並べられている。「サントーニ」のシンボル的モデルのダブルモンクのブーツや、バスケットシューズからインスパイアされたスニーカー、エイジド加工やラバーコーティングのカーフレザーいったテクニカルな素材を使ったマウンテンブーツなどが登場。
また、同ブランドがこれまで約10 年間取り組んできた、自然への影響の少ない素材や、再生可能なエネルギーの使用、廃棄物削減などのサステナブル活動の進化形として、新たにSANTONI RETHINKというプロジェクトに着手することを発表。スニーカー、トートバッグ、バッグパックは、再利用プラスチックを原料とするナイロンや、エコレザー、リサイクルラバー、水を原料とする接着剤のみで生産する。
トッズ(TOD’S)
今シーズンから新クリエイティブ・ディレクターとしてヴァルター・キアッポーニを迎えた「トッズ」。初のメンズコレクションのプレゼンテーションでは、テーマである”T’s Club”というイメージから、会員制クラブのバーカウンターに集ったような雰囲気でモデルが登場。「トッズ」のDNAであるイタリアらしいスタイルを基調としたピーコートやスーツ、スキージャケットやディナージャケット、そしてトレンチコートなどのオーセンティックなアイテムの中に、着る人の個性が光るモダンなディテールを入れ込んだコレクションを展開する。
また今シーズンはブーツ型ドライビングシューズ、ウィンターゴンミーニが復活。スエードやカーフスキン、シープスキンなど様々な素材で展開。ステッチを目立たせた厚みのあるラバーソールのローファーや、ヴィンテージ スタイルのスニーカーも登場。
さらに1月25日解禁の「ノーコード X」の先行御披露目も。名前の通り、Xのデザインが象徴的。さらにソールの両端を持ち上げボリューミーに見せつつシューズ自体の重量は既存のモデルから10%削減で機能性も進化。さらなる詳細は解禁日以降に乞うご期待。
ザネラート(ZANELLATO)
今シーズンのテーマは”ネイチャー”。それに因んでプレゼンテーションでは、植物でデコレーションしたキャンバスに新作をひっかけるような展示がなされていた。サステナブルな素材「プーラ」を使った新作や、ウィメンズの人気モデル「ニーナ」のメンズ版にナイロン製やアウトポケットがついてよりアクティブになった新モデルが登場。イニシャルサービスやカスタマイズサービスのミニ実演コーナーも。
取材・文:田中美貴(Text by MIki Tanaka)
前へ | 5 |