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2018.09.20

Candee ライブECを法人提供、スマホで動画配信

 メディア事業などを手がけるCandeeは9月12日、ソーシャルライブコマースアプリの「Live Shop!」のアカウントを法人向けに開放した。
 
 同アプリでは芸能人やモデル、インフルエンサーといった出演者がライブ配信の番組を通じて衣装や小物として登場した商品を、視聴者が配信中に画面上で購入できるという動画コマースサービスなどを展開している。
 
 今回のアカウント解放では、クライアント企業が自社で撮影する動画を使って専用チャンネルを開設することができ、場所や時間を問わずスマホ上で配信して商品販売ができるという。動画演出のサポートとしては、同アプリに搭載されている既存のアンケート機能や抽選機能のほか、動画構成などでのアドバイスもある。
 
 同社によると、ライブコマースを活用することにより、営業時間外での商品訴求をはじめ、セールや年末年始といった特定期間での販売強化、アンケート結果を反映した新商品の開発、動画上での先行販売・限定販売といった企画展開などに対応することを見込んでいる。「スマホ1台で(撮影・配信が)できるので、実店舗のスタッフが営業後に商品を使って配信することも可能。インフルエンサーを起用しているところもあると聞く」(同社)とした。なお、動画については自社サイトに埋め込むこともできる。1本当たり30分程度の構成となる内容が多いようだ。
 
 サービス利用に当たっては月間で上限6時間までとしており、アカウント使用料として、開設料が月額税別で20万円、販売手数料が商品の売り上げの15%。申込みから最短10営業日で配信することができる。
 
 現在、ストライプインターナショナルの「E hyphen world gallery」やアンジュの「StyleBoatMarket」、ビーズインターナショナルの「X―girl」といった7ブランドのアカウント開設が決定しており、順次配信を開始する予定。
 
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