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2024.02.01

テックスワールド・ニューヨーク冬展 環境配慮の新素材が揃う 日本の伝統素材でショーも

    テックスワールド・ニューヨーク冬展がジェイコブジャビッツコンベンションセンターで1月22~24日、開催された。今回もサステイナビリティー(持続可能性)関係のセミナーが多く、新しく開発されたサステイナブルな素材を集めたコーナーもあった。日本の伝統素材使用を推進する「サクラコレクション」のショーと審査・優勝者発表が行われた。

 「スニーカーはサステイナビリティーが少し進んでいるが、ファッションブランドはまだほど遠い」「靴売り場でもっとサステイナブルな靴はないかという声を聞いたことがない」「スニーカーの95%はゴミとして廃棄され、リサイクルされているのは5%だけ」――サステイナビリティーへのテキスタイルの現在地は、まだまだ混迷のただ中にある。トレーサビリティー(履歴管理)とグリーンウォッシング(見せかけの環境対応)は、法の規制が必要との声が出た。

 

 

日本の素材を使ったジュン・ビン・チンさんの作品

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