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2023.06.11
国際繊維機械展ITMA サステイナビリティーを機械がけん引 アジアからの来場多く
国際繊維機械見本市のITMAが6月8日から伊ミラノで始まった。47カ国・地域1709社が出展し、前回19年のバルセロナ展と比べて3%スペースが拡大した。「この4年でサステイナビリティー(持続可能性)が重要テーマになっているが、それをけん引するのがITMA」(主催者CEMATEXのエルネスト・マウラー代表)とし、各ゾーンでサステイナブルが前面に出された。
前回展からちょうどコロナ禍の3年強をはさみ、世界的な移動制限解除の絶好のタイミングに重なった。初日から欧州だけでなく、インド、パキスタン、バングラデシュ、中国といったアジアの繊維生産国から多くの来場者が集まった。【ミラノ=中村恵生】