NEWS

2022.12.31

【ニュース2022⑥】サプライチェーン変動 多様なルートを確保し柔軟に

東レインターナショナルはベトナムを起点とした付加価値型のアウトドア・スポーツウェアの生産を訴求

 商社のアパレルOEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)事業では、生産地ポートフォリオのリスク分散を目的としたASEAN(東南アジア諸国連合)シフトが進んだ。海外市場を開拓する動きも進展している。各社ともコロナ下で混乱したサプライチェーンの修正が喫緊の課題。今年は、ウクライナ情勢、中国におけるゼロコロナ政策、新疆綿問題を含めた欧米と中国との摩擦などを背景に、世界市場でのビジネスリスクが表面化した。こうしたなか、多様な調達ルートや、それらを必要に応じて組み替える柔軟なサプライチェーンが求められている。

メールマガジン登録