ロンドンのアートウォール 画像：Samuel Keyte

　「グッチ（GUCCI）」が、ミラノ、ニューヨーク、ロンドン、香港で屋外広告「グッチ アートウォール」の新作を発表した。今回は、2018年プレフォール コレクションの広告ビジュアルをフィーチャーし、学生運動が繰り広げられた1968年の春を表現している。

　広告ビジュアルの撮影は、これまでも同ブランドのビジュアルを手がけたグレン・ルッチフォード。1950年代後半から60年代にかけてフランスで台頭したヌーベルバーグの映像表現にインスピレーションを得て、楽観主義、理想主義、情熱を表現した。ビジュアルでは、大学のキャンパスを占拠する学生たちをイメージしたモデルたちに、「グッチ」のアイテムをまとわせている。

　同作品は、ニューヨークではコロッサル・メディア、ミラノとロンドンではヨーロッパにおけるOOH広告（交通・屋外広告）の最大手であるアーバン・ビジョンが制作。ニューヨーク・マンハッタンのソーホー地区のラファイエット・ストリート、ミラノのガリバルディ通りにあるラルゴ・ラ・フォッパ、ロンドンではイーストロンドンにあるブリック・レーン、そして香港のセントラル地区ではランカイフォンのダギラー・ストリートのビルの外壁に掲示している。

ニューヨークのアートウォール　画像：Chris Moran_Colossal Media

ミラノのアートウォール　画像：Delfino Sisto Legnani and Marco Cappelletti

香港のアートウォール　画像：GUCCI

■「グッチ」公式サイト