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2018.05.10
繊維商社・豊島の食品ロス削減プロジェクト「フードテキスタイル」 全国3店舗でポップアップ店舗オープン
繊維専門商社の豊島(豊島半七社長、名古屋)は、“着る野菜”をコンセプトに、廃棄予定の野菜や食材を染料として活用するプロジェクトブランド「フードテキスタイル(FOOD TEXTILE)」で、ブランド初のポップアップショップをオープンする。5月16日から、フラクサス広島店、京阪百貨店守口店、高島屋京都店で順次開設する。
「フードテキスタイル」は、独自の染料技術を活用し、様々な食品関連企業から提供された食材を、各アパレルブランドと連携して商品化する取り組み。“食品とアパレル業界の架け橋”として、アパレル業界からフードロス問題に取り組んでいる。
初のポップアップストアでは、ブランド初の独自商品を販売する。キユーピーグループ(サラダクラブ)のムラサキキャベツ、堀内果実園のブルーベリー、生活の木のエキナセア、タリーズ珈琲のエスプレッソコーヒーなど、野菜、フルーツ、ハーブ、飲料の4つの食材カテゴリーから色を抽出。ショッピングバッグ、エプロン、ベビー用ロンパースなど全16アイテムを新商品として開発した。
(左から)ショッピングバッグ(ムラサキキャベツ/S サイズ3,200 円、Mサイズ3,500円)/エプロン(マロウブルー/7,900円)、エプロン(柿/8,900円)/ベビー用ロンパース(グリーンティー/3,000円)。価格はすべて税抜き。
国連機関や農林水産省の2015年度の推計によると、世界の食料生産量の3分の1が毎年捨てられ、日本の年間食品ロスも600万トンを超えるといわれ、食品ロスは世界的な問題になっている。同社は今後、提携先の拡大やオリジナル商品の企画販売だけでなく、生地での販売、海外への販路拡大、企業ユニフォームなども視野に入れ、食品ロス問題への取り組みを継続・強化するという。
■「フードテキスタイル」ポップアップショップ情報
フラクサス 広島店
・開催期間:5月16日(水)~6月20日(水)
・営業時間:午前10時~午後10時
・場 所:フラクサス広島店2階フラクサスマーケット(POP-UPスペース)
・住所:広島県安芸郡府中町大須2-1-1-2026
京阪百貨店 守口店
・開催期間:5月17日(木)~5月30日(水)
・営業時間:午前10時~午後8時(最終日のみ午後5時まで)
・場 所:2階 ナナイロフルール イベントスペース
・住所:大阪府守口市河原町8-3
高島屋 京都店
・開催期間:5月30日(水)~6月12日(火)
・営業時間:午前10時~午後8時(最終日のみ午後5時まで)
・場 所:6階和洋食器・台所用品売場
・住所:京都府京都市下京区四条通河原町西入真町52