ユニクロのTシャツブランド「UT」は5月14日、1970年代に絶大な人気を得た伝説的少女漫画「ベルサイユのばら」（通称：ベルばら）をテーマにしたウィメンズ用Tシャツ全12種類を発売する。

　「ベルサイユのばら」は、18世紀のフランス革命を舞台に、男装の麗人・オスカルとマリー・アントワネットたちの人生を描いた少女漫画。累計販売数1,500万部を超え、1972年の連載開始から45年以上経つ現在も根強いファンがおり、カルト的人気を誇る。

　今回発売する「ベルサイユのばら」Tシャツのテーマは、“オスカルの生涯”。原作者・池田理代子氏によるカラー原画を柄にしたものや、オスカルの衣装を再現したデザイン、胸元に薔薇の刺しゅうをワンポイントであしらったものなど全12種類をそろえた。すべての柄を揃えると、主人公オスカルの生涯を漫画のストーリーに沿って辿れる商品構成になっている。価格は1,500円（＋税）。

オスカルの衣装をモチーフにしたデザイン。マリー・アントワネット王太子妃を護衛する近衛士官時代のえんじ色の制服（左）と、フランス衛兵時代の紺色の制服（右）をイメージした

物語初期のマリー・アントワネットとの穏やかな日々をイメージ。上左：「ベルばら」のロゴをキラキラと光る金箔で表現／上右：漫画のカラー原画をそのまま使用／下左：オーストリアに嫁ぐマリー・アントワネットを護衛するオスカル／下右：マリー・アントワネットの美しい姿を表現

フランス革命勃発を機に、オスカルはフランス衛兵でありながら、民衆のために戦いに参戦。物語後期でのオスカルの猛々しい姿を描いたラインナップ。上左：オスカルの顔を下地に用いた「ベルばら」ロゴTシャツ／上右：市民のために戦うオスカル／下左：縄やスカーフなどのモチーフに、自由・平等・博愛を意味するトリコロールの仏国旗を掲げるオスカルを描いた／下右：戦いに挑む直前の凛々しいオスカル

ベルベット調の胸ポケットに薔薇と勲章の刺しゅうをあしらったシンプルなアイテムも。胸ポケットの内側を見ると、薔薇刺しゅうのTシャツ（左）には、オスカルと恋人アンドレが抱き合う姿、勲章刺しゅうのTシャツ（右）には、自由のために闘うオスカルの姿をそれぞれプリントしている。

　「ユニクロ」店舗とオンラインストアで取り扱う。「ユニクロ」大阪店と宝塚劇場駅前店では14日から、「ベルサイユのばら」をイメージしたオリジナルフォトブースを設置する。

■ユニクロ「UT」公式サイト

■「ベルサイユのばら」特設ページ