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2023.04.01
「アルカンターラ」が「ファセッタズム」と「フミエタナカ」とのコラボレーションアイテムをイタリア大使館でお披露目
イタリアの素材ブランド「アルカンターラ(ALCANTARA®)」が、日本のブランド「ファセッタズム(FACETASM)」「フミエタナカ(FUMIE=TANAKA)」と協業。これを記念し、2023年3月28日に東京都港区のイタリア大使館公邸でパーティーを開催した。UTAや江原美希、Gendai、Akito Mizutaniなど、世界で活躍するモデルがコラボレーションアイテムを着用したプレゼンテーションも行った。
「ファセッタズム」は、バイオレット、オレンジ、ルビーレッド、ゴーヤ、ベビーグレーのレースやフリンジがデザインしたアイテムを製作。これは素材「アルカンターラ」にレーザーカットの加工を施したもの。同ブランドの落合宏理デザイナーは、「技術やサステナビリティへの取り組みなど、メイド・イン・イタリーで高い評価を得ているアルカンターラ社とのコラボレーションにより、我々のクリエーションに新しい側面を与えてくれたと実感しています。日本の刺繍工場で加工した花柄の切り抜きやフリンジ加工など、アルカンターラのマテリアルだから出来る表現をファセッタズムらしいデザインに落とし込みました」とコレクションに込めた思いを語った。
「フミエタナカ」は、デジタルプリントで再現した花柄のパターンのアイテムを製作。田中文江デザイナーは「アルカンターラの耐久性や軽量性に優れた素材の特徴を最大限に活かし、女性の柔らかなシルエットやしなやかさを意識したシャープで造形的な形をデザインしました。トラベルにも使えるバッグはマテリアルの特性に合った理想の型となっています」と説明した。
今回のコラボレーションについて、アルカンターラ社のアンドレア・ボラーニョ CEO 兼会長は「ファセッタズム、フミエタナカという日本発の最先端ファッションブランドとイタリアンスタイルの象徴として発信してきたアルカンターラによるコラボレーションを通じて、伝統と革新、そしてクラフツマンシップといった日伊両国ともに古くから大切にしてきた価値観が融合した作品を発表することができ、非常に嬉しく思っております」と話した。
「ファセッタズム」は2023年1月にパリ・メンズ・ファッションウィークで、「フミエタナカ(FUMIE=TANAKA)」は2023年3月に東京のショーで2023秋冬コレクションを発表。「アルカンターラ」とのコラボレーションアイテムも同時に発表している。同アイテムは、2023年秋に発売する予定だ。
Courtesy of ALCANTARA®