「ドルチェ&ガッバーナ（Dolce&Gabbana）」が、2023年3月28日（火）から31日（金）までの期間、NFTマーケットプレイスのUNXDと協働開催する第2回メタバースファッションウィークにおいて、新たな才能にスポットライトを当てるデジタルデザインコンペティション、フューチャー リワインド（Future Rewind）を実施すると発表した。

　伝統的なファッション界のクラフツマンシップと、デジタルデザインの新しいメディアとの架け橋となる今回のコンペティションは、業界の未来を若い才能と共に創り上げていくことを目的としたもの。コンペティションにはこちらからエントリーすることができる。

　そのなかで「ドルチェ&ガッバーナ」とUNXDは、ブランドの世界観を深く掘り下げ、最も象徴的なデザイン要素を作品に取り入れるよう参加者に呼びかけており、例えば「ドルチェ&ガッバーナ」のアイコニックなプリントである、レオパード、ゼブラ、メディテラネアンブルー、DGロゴ、そして真髄であるブラックレースといった痕跡を辿ることとなる。

　一方、コンテスト参加者は、「ドルチェ&ガッバーナ」のアイコニックなプリントのいずれか、またはアイコニックなプリントにインスパイアされたコンビネーションのフルデジタルルックを、最低5点から20点まで応募することが可能。

　最終候補者に選出されると、メタバースファッションウィーク中に3D仮想世界プラットフォームのディセントラランド（Decentraland）内の「ドルチェ&ガッバーナ」専用スペースで作品を展示することができる。その選定にはデザイナーのドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナも携わるという。

　また最終的には、上記の両デザイナーを含む審査員とDGファミリーボックス（DG Family Box）所有者による投票で15から20点の受賞作品が決定。その後は、作品をもとに「ドルチェ&ガッバーナ」と共同でデジタルウェアラブルコレクションが制作される予定で、それらはDG Family Box所有者に限りエアドロップで共有されるという。

　ドルチェ&ガッバーナの両デザイナーは今回の取り組みについて、次のようにコメントした。「若い才能を支援する包括的なネットワークを構築することは、数十年にわたりブランドの重要な理念の一部でした。そして、この指導をメタバースに拡張し、フューチャー リワインドコンペティションを開催できることを大変嬉しく思っています」。

　なお、同コンペティションはメタバースファッションウィークのNeo部門を支援するものでもある。ディセントラランド ファンデーション（Decentraland Foundation）においてもコンペティションの一環として、10人の斬新なデジタルファッションデザイナーと協力し、Web3における彼らの作品を発展させていくとしている。

■フューチャー リワインドへのエントリーはこちら

■「ドルチェ&ガッバーナ」公式サイト