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2022.07.07
「グッチ」がサーキュラエコノミーへの取り組みを加速 エレン・マッカーサー財団と戦略的パートナーシップを締結
「グッチ(GUCCI)」がエレン・マッカーサー財団の戦略的パートナーとなり、未来に向けたブランドビジョンのひとつであるサーキュラーエコノミーへの取り組みを加速させることを発表。この新しい戦略的パートナーシップは、ピープル(人々)とプラネット(地球)にポジティブな変化をもたらすことを目指す「グッチ」の継続的なコミットメントに基づいて締結した。
「グッチ」は、常に進化し行動することで社会および環境の変革をサポートするというブランド理念に基づき、またサーキュラーエコノミーの原則として、廃棄物と汚染をなくし、製品や原料を循環させ、自然を再生するという3つの目標を打ち立て、その実現に向けてさまざまな取り組みを推進してきた。同パートナーシップでは、これをさらに強化し発展させるという。
エレン・マッカーサー財団は、サーキュラーエコノミーを推進する英国の組織。今回のパートナーシップにより、「グッチ」におけるサーキュラーエコノミー原則のさらなる進化と定着を支援。この初期段階の協業内容として「デザインにおけるサーキュラーエコノミーの推進」と「環境再生型農業の推進」を実施する。
なお、「グッチ」の取り組みの詳細は、7月6日に「グッチ エクリブリウム(GUCCI EQUILIBRIUM)」サイト上で公開し、2021年「グッチ エクリブリウム」インパクトレポートに記載し、「グッチ」が行ってきたさまざまな取り組みの進捗状況や成果を具体的な数値で示している。下記はその主な取り組みだ。
・ジェンダーの平等やアクセシビリティなど、多様性と包括性に関する有意義な進展
・CHIME FOR CHANGEおよびGUCCI CHANGEMAKERSプログラムを通して地域コミュニティに与えるポジティブな社会変革
・再生型農業へのさらなる投資により、自然の保護および回復を促し、総合的な環境負荷を最小化
・デザインおよび製造にサーキュラーエコノミーの原則を適用するための革新的な取り組み