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2019.07.18

訪日外国人、上半期は1663万人で過去最高 4-6月の消費金額も過去最高に

■6月の訪日外客数は288万人

 17日、日本政府観光局(JNTO)が2019年6月の訪日外客数(推計値)を発表した。6月における訪日外客数は288万人で、前年同月比6.5%増となり、6月における過去最高を更新した。また6月まで(上半期)の累計訪日外客数は1,663万3,600人で、前年同期比4.6%増となり、こちらも過去最高となっている。

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■中国が単月で過去最高に

 国や地域別で最も人数が多かったのは中国で88万700人(前年同月比:15.7%増、以下同じ)。ついで、韓国が61万1,900人(0.9%増)、台湾が46万1,100人(0.9%増)、香港が20万9,000人(1.7%増)、アメリカが17万5,500人(8.5%増)、タイが6万3,000人(14.5%減)、インドネシアが4万9,300人(12.2%減)、フィリピンが4万6,800人(25.3%増)、シンガポールが4万7,300人(18.3%増)、オーストラリアが3万7,300人(4.2%増)、ベトナムが3万5,400人(20.1%増)などとなっている。

 二桁のマイナスとなったタイ、インドネシア、マレーシア(訪日外客数:3万500人、前年同月比12.2%減)は、昨年と連休が異なるなどが理由。単月で過去最高となった中国は、航空路線の新規就航や増便、ビザの発給要件緩和などが影響した。

■消費金額は中国が4,706億円でトップ

 同日、観光庁が2019年4-6月期の訪日外国人消費動向調査(1次速報)を発表した。4-6月期における訪日外国人旅行消費額は1兆2,810億円で、前年同期比13.0%増となり、四半期ベースで過去最高を更新した。

 先の日本政府観光局の資料によると、4-6月期の訪日外客数は約858万人で前期(約828万人)比3.6%増であることから、外客人数の伸びを消費金額の伸びが上回っていることが分かる。

 国や地域別で最も多かったのは、中国の4,706億円(前期比:26.1%増、以下同じ)。ついで、台湾が1,457億円(1.3%減)、韓国が1,227億円(6.0%減)、アメリカが946億円(10.7%増)、香港が904億円(10.2%増)、タイが462億円(22.3%増)、オーストラリアが352億円(2.3%増)、イギリスが238億円(24.9%増)、フランスが238億円(26.3%増)、ベトナムが217億円(16.6%増)などとなっている。

■1人当たりの消費金額はフランスが約24万円トップ

 クルーズ客を除いた一般客で1人当たりの旅行支出が最も多かったのは、フランスの24万2491円(前年同期比19.6%増、以下同じ)。ついで、イギリスが23万5,327円(7.9%増)、オーストラリアが23万1,674円(12.7%増)、中国が22万7,221円(4.8%増)、スペインが21万553円(13.5%減)、イタリアが20万7,886円(1.4%減)、ドイツが20万814円(7.8%増)、アメリカが18万9,438円(1.0%減)、カナダが18万6,137円(2.5%減)、シンガポールが17万2,188円(6.9%増)、インドが16万9,363円(4.5%増)、ベトナムが16万6,561円(3.8%減)、ロシアが16万3,391円(14.5%減)などとなっている。

■買い物メインの中国、イギリス・フランスは宿泊や飲食に重点

 1人当たりの消費金額で具体的な支出の内容をみると、平均泊数に違いがあるものの宿泊費が多いのはイギリス(10.5泊、11万5,420円)やフランス(15.9泊、10万7,442円)、オースラリア(15.3泊、9万4,193円)、ドイツ(14.4泊、9万3,003円)、イタリア(12.4泊、9万1,022円)、スペイン(10.2泊、9万508円)など。

 飲食費が多いのはフランス(6万1,529円)、イギリス(5万7,984円)、イタリア(5万7,901円)、オーストラリア(5万6,125円)、スペイン(5万1,809円)、ベトナム(4万8,069円)、ドイツ(4万8,049円)など。

 娯楽等サービス費ではオーストラリア(1万1,655円)が唯一1万円を超えている。ついで、イギリス(9,502円)やイタリア(9,115円)などが来る。買い物代では中国が12万3,852円と圧倒的に多く、ついで、ベトナム(6万331円)、香港(5万6,019円)、台湾(4万7,241円)となっている。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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