アダストリア子会社のGate　Win(ゲートウィン)は2月21日～26日、今春に日本再上陸するカジュアルファッションブランド「フォーエバー21」のポップアップストアを、東京・渋谷のイベントスペース「ヘルツシブヤ」で開催する(画像はイメージ)。新生「フォーエバー21」の今春夏アイテム約120点を初披露する。同時に、グループの通販サイト「ドットエスティ」での販売も開始する。

　　ポップアップでは、日本のトレンドに合わせて展開するベーシック、ストリート、モード、フェミニン、ポップ、ヴィンテージという6つのテイストの商品を試着できるようにするほか、SNSで話題のコンセプトテーマ「Wear　No　Filter」をあしらった全5色展開の〝推し色〟スウェットを販売する。その他の商品はショールーミング形式で、自社ECの「ドットエスティ」に送客する。

　また、自分に合うファッションを楽しみながら、プロカメラマンに無料で撮影してもらえる体験型フォトブースも設置し、同ブランドの世界観を体感してもらう。

　ポップをアップストアでは来場者限定のノベルティを用意。「フォーエバー21」日本公式インスタグラムのフォロワーにはステッカー、「ドットエスティ」の会員登録者にはトートバッグとモバイルショルダーを数量限定でプレゼントする。

　ポップアップ会場では衣料品回収を行うボックスも設置し、不要品を持参したユーザーには「ドットエスティ」で使用できるポイントを付与する。

　同社では、2月10日の午後8時からポップアップ開催告知のインスタライブを実施するほか、同月20日にはスペシャルゲストによるインスタライブを、21日の「ドットエスティ」での販売開始を経て、4月に大阪・ららぽーと門真店に1号店をオープンする予定だ。

　なお、新生「フォーエバー21」は〝トレンド&ハイクオリティ〟を意識したブランドとして展開。米国からの仕入れ商品は2割程度とし、約8割を自社で企画・生産する計画だ。平均単価は4000円程度に設定。10代後半～30代前半の幅広い層をターゲットとし、5年後には同ブランドで売上高100億円を計画。そのうちEC売上高は自社ECを軸に60億円を目指す。