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2022.06.23

オンワードデジタルラボ AI活用の仮想試着サービス、ECのキラーコンテンツに

 オンワードホールディングス子会社でグループのデジタル戦略を担うオンワードデジタルラボは6月16日、グループのファッション通販サイト「オンワード・クローゼット」における顧客体験価値のさらなる向上を目指して、AIを活用したバーチャル試着サービス「kitemiru(キテミル)」のトライアルを開始した(画)。

 オンワードグループでは、新しい時代に即した販売プラットフォームの構築に加え、カスタマーエクスペリエンスを目的としたDXを推進して顧客の体験価値向上を追求している。

 一環として、今回トライアルを行う「キテミル」は、データグリッドが提供するバーチャル試着サービスで、ユーザーがスマートフォンで自分の全身写真をアップロードするだけで、AIが通販サイト上のアイテムの試着イメージを生成し、仮想試着が可能になるという。

 第1弾として、オンワードのオウンドメディア「オンワード・クローゼット・マグ」内の特集ページ「夏の360度美人見せ”ワンピース&トップス”」に「キテミル」の”バーチャル試着をしてみる”バナーを設置し、掲載アイテムの仮想試着サービスを始めた。

 顧客の反応や意見などを参考にしながら、データグリッドとともに同サービスの利便性を高め、試着ができないECの課題をテクノロジーで解決していくという。

 今後は「キテミル」の「オンワード・クローゼット」への本格導入を進め、同サイトにけるキラーコンテンツに成長させる。また、さまざまなサービスを提供・拡充していくことで、ネット上でより多くのユーザーにファッションを楽しんでもらえるようにする。

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