NEWS

2018.12.13

読者と選ぶ2018年10大ニュース 1位は「ゆうパック値上げ」

 2018年も残すところあとわずか。通販業界では今年も様々なニュースが駆け巡った。昨年に引き続き、今年も配送費の値上げが最大の関心ごととなっており、コスト上昇に関連したキーワードがいくつかランクインしている。そのほか、自然災害や大手企業の行政処分などどちらかと言えばネガティブなニュースが多く見られており、比較的後ろ向きの話題が先行した1年でもあった。今年1年間に通販業界で起きた主な出来事を読者と共に振り返ってみる。

  
 「2018年の通販業界10大ニュース」は、今年の通販業界で起きた主な出来事やニュース、トレンドなどを本紙編集部が20項目程度に絞り込んで、読者アンケートを受けてランキング化したもの。アンケートは今後の市場動向にとって重要だと思う項目から順番に3つまで受け付けており、合わせてその理由も聞いている。

ゆうパックの値上げが1位

 今年も圧倒的な大差で1位となったのが物流費に関する話題で、「ゆうパックの運賃値上げ」が114ポイントを獲得した。日本郵便は3月1日に宅配便「ゆうパック」の基本運賃を引き上げており、値上げ額は平均約12%となっている。金額ベースでは110円(60・80サイズ=沖縄発着地の場合は40円・90円)~230円(170サイズ=同290円)だが、地帯の見直しなど調整も図ったことから引き上げ額の最大は360円となった。

 

メールマガジン登録