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2017.12.07

リネン&ヘンプ製品のケンランドがグランプリ受賞 ジャパン・ベストニット・セレクション2017アワード


(左から)ウメダニット・梅田大樹常務、ケンランド・大沼秀一社長、中橋莫大小・中橋智範常務

 

 国産ニット製品・テキスタイルの見本市「ジャパン・ベストニット・セレクション2017」は、出展作品の中から優れた技術・製品を表彰する「JBKS2017アワード」で、ケンランド(山形市)をグランプリ及び経済産業大臣賞に選出した。

 

 ケンランドは、自社ブランド「ケンランドリネン」「ケンランドヘンプ」を企画・生産し、通年アイテムとして着用できる麻のニット製品なども展示。洋服だけでなく、靴や雑貨など幅広い製品を作っていること、地球環境に配慮した(欧州リネン&ヘンプ連盟認可)高品質の麻を使用していること、また、時代に合った手法を取り入れ、従来とは異なる工夫を加えた製品づくりを行っていることなどが、ニット産業の可能性を表現して点が受賞の決めてとなった。

 

 準グランプリは、中橋莫大小(東京都墨田区)とウメダニット(新潟県五泉市)。中橋莫大小は、自社のルームシューズブランド「メリッパ(merippa)」で出展。多様な広がりを見せるメリヤス製品の中で、企画力と独自のアプローチで、国内外で認知される製品を確立している点が評価された。

 

 ウメダニットは、ODMから小売りまで対応できるのが強み。2012年から始めた自社ブランド「ラッピンノット」も販売している。多様な機械と豊富な素材を使用し、製品のラインナップが非常に充実している点、実現が難しい高品質と豊富な製品ラインナップを両立させる点などが受賞理由となった。

 「ジャパン・ベストニット・セレクション2017」は、2017年12月6・7日に東京国際フォーラムで開催。過去最高の75社が参加した。

 

「ジャパン・ベストニット・セレクション」

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