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2018.06.16

ドリス ヴァン ノッテン スペインのプーチ社とパートナーシップを提携

(左から)「プーチ」の会長・CEO の マーク・プーチ氏とドリス・ヴァン・ノッテン氏。サインを交わした際の写真

 

 1896年創設の「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」が6月14日(ベルギー現地時間)、バルセロナを拠点にファッションとフレグランス事業を手掛ける「プーチ(PUIG)」とパートナーシップ提携を結んだことを発表した。

 「プーチ」は、「ニナ リッチ(NINA RICCI)」や「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」、「キャロリーナ ヘレラ(Carolina Herrera)」などを傘下に置き、ライセンス事業では「プラダ(PRADA)」や「クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)」等のフレグランスを手掛けているファミリー企業。

 このパートナーシップ提携により、プーチは主要株主に、ドリス・ヴァン・ノッテンは長期的な少数株主となる。デザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンは、チーフ・クリエイティブ・オフィサー兼取締役会会長としてブランドに留まる。両社はどちらも個人経営の企業であるとともに、共通の文化的基盤と信念を有しており、今回のパートナーシップでは共通のゴールや志に関する話し合いの末に結ばれたのだという。

 「プーチ」の会長・CEO のマーク・プーチ(Marc Puig)は、 「私たちはドリス・ヴァン・ノッテン、そして彼のチームと提携できることをとても嬉しく思う。インディペンデントなブランドとして、斬新なコレクションで長年にわたり素晴らしく高い評価を築き上げてきたドリス ヴァン ノッテンを私たちプーチ・ファミリーに迎え入れることを光栄に思う」とコメントした。

 ドリス・ヴァン・ノッテンは、「ブランドの新たな章をスタートできること、そしてデザイナーとして、今まで多大な敬意をはらってきたプーチと彼らのチームとともにに仕事ができることを嬉しく思い、彼らのサポートに期待している。私は、30年以上に渡って築き上げてきたこのブランドを支えてくれる強力なパートナーを探してきた。私たちは、顧客との関係を大切にしており、今回の提携による明確なヴィジョンは、この関係性にも良い結果をもたらしてくれるだろう。今、私たちの夢を共に叶える時がきた」

「ドリス ヴァン ノッテン」公式サイト

「プーチ」公式サイト

 

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