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2018.06.15
映画監督TORICO&スタイリスト小松夕香による新ブランド「ミーウィー」始動 明和電機「ミーウィー ディンキー」からリスタート
アーティストの明和電機が2013年に立ち上げたファッションブランド「ミーウィー ディンキー(MEEWEE DINKEE)」が、新ブランド「ミーウィー(MEEWEE)」として再始動する。立ち上げ時からディレクター&デザイナーとしてブランド運営に携わってきた映画監督TORICO(トリコ)氏に加え、スタイリスト&衣装デザイナーとして活動する小松夕香氏をデザイナーに迎えた。量産をせず、限定枚数を設定したリミテッドエディションとすることで、消費者のパーソナルなニーズに対応する。
「MEEWEE DINKEE」は2013年11月、“アートからファッションへ”をコンセプトに、アーティストの明和電機が立ち上げたファッションブランド。2014年春夏にファーストコレクションを発表した。明和電機の土佐信道氏がプロデューサー退任後、ブランド名を「MEEWEE」に変更。デビューコレクションとして、2018秋冬コレクションを発表した。新ブランドでは、「量産型のファッションが主流となりつつある昨今の流れに対し、「MEEWEE DINKEE」のコンセプトはそのまま継承し、服を作品として捉えて捨てられない、簡単に手に入らない、シーズンレスな服作りを目指す」という。
アーティストの衣装デザインも手がける小松氏をデザイナーの1人として迎えたことで、アイテムはすべて限定枚数を設定したリミテッドエディション。アートピースと同じように、商品にはシリアルナンバー入りの証明書を発行する。ボディーやワッペンなどで自分好みにカスタマイズできる「DIY」ライン、希少な生地や技術などを採用して製作する“一点物”ライン、パーソナルなニーズに対応した限定生産の「限定アイテム」の3ラインで構成。「どのアイテムも自分の「特別」になるよう製作した」という。一点物ラインについては今後、様々なアーティストとのコラボレーションも計画している。
きょう6月15日から東京・渋谷のVIXEN PRODUCTS(ヴィクセン・プロダクツ)で受注会を行う。17日までの3日間。
希少な生地や衣装制作で起用される特殊な技術を使った“一点物”ライン。
(左から)ドレス税込み3万2,400円、ジャケット8万4,240円
オリジナルのボディーやワッペンなどを使い自分の好みにセミオーダーできる「DIY」ライン。
(右上)トレンチコート9万6,336円
「限定アイテム」ライン。(左から)限定150着のグラフィティアートTシャツ1万3,608円、
限定60着のアメリカンホラー・ドレス3万1,320円
デザイナー&ディレクターのTORICO(トリコ)氏は、映画デビュー作「ミガカガミ」(2004年)で監督・脚本・主演を務め、東京ファンタジア国際映画祭や、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭などで高い評価を受ける。新人監督の登竜門・第7回インディーズムービーフェスティバルで準グランプリ受賞。同作、劇場映画デビュー作「イケルシニバナ」(2006年)ともに、7カ国の海外映画祭で招待上映されるなど、海外でも高く評価された。
2012年にモード誌「ヌメロ トーキョー」のウェブサイトでブログを開始し、人気ブロガーとして知られるようになった。2013年11月に明和電機が立ち上げた「MEEWEE DINKEE」のデザイナー&ディレクターに就任。
同コレクションからデザイナーに加わった小松夕香氏は、バンタンデザイン研究所スタイリスト科在学中からアクセサリーユニットブランド「KOTSU-KOTSU」のデザイナーとしてパリの合同展示会などに参加。卒業後はスタイリスト・アシスタントを経て2013年に独立した。現在は、ミュージックビデオや映画、ブランドのイメージビジュアル、イベントなど、スタイリスト及び衣装デザイナーとして幅広く活動。アイドルグループの超特急やでんぱ組.incなどの衣装デザインも手がける。
■「MEEWEE」受注会 概要
開催期間:2018年6月15日(金)~17日(日)
場所:VIXEN PRODUCTS(ヴィクセン・プロダクツ)
住所:東京都渋谷区神宮前6-29-3 KY ビルB1
TEL:03-6419-7798
営業時間:12:00~19:00