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2018.06.12

「グッチ(GUCCI)」が、世界環境デーに合わせて新ポータルサイトをローンチ

「グッチ エクリブリウム」では現在インドのソーシャル・ビジネス企業「I was Sari」の取り組みを紹介

 「グッチ」は2018年6月、6月5日の世界環境デーに合わせて、新ポータルサイト「グッチ エクリブリウム(GUCCI EQUILIBRIUM)」を立ち上げた。同サイトの立ち上げは、「グッチ」が今後10年間に推進していく包括的なサステナビリティ戦略「カルチャー オブ パーパス(Culture of Purpose)」の一環として実施されたもので、その活動方針に基づき、環境保全、人権の尊重、持続可能なイノベーションの新しいビジネスモデルという3つの柱によって構築されている。

 「グッチ」は、企業ミッションのひとつとして、「グローバルなファッションおよびアクセサリーのクリエイションやマーケティング活動と、サステナビリティにおける重要な課題との両立」を掲げており、「グッチ エクリブリウム」では、ピープル(人々)、プラネット(地球)、パーパス(目標)をつなぎ、人と社会と地球の未来によい変化をもたらすことを目指している。

 今回の発表について、「グッチ」の社長兼CEOのマルコ・ビッザーリは次のように語った。「私達は今、国連の世界目標と気候変動抑制に関するパリ協定の目標達成に向けて、一人ひとりが自らの役割を果たすことができる時代に生きています。そして、目標を達成できる 唯一の方法は、人々が集い、アイディアやイノベーション、体験を共有することなのです。グッチ エクリブリウムはそのために生まれました。」

 「グッチ エクリブリウム」では、環境や社会を向上させるための背後にあるストーリー、アイデア、サイエンスなどの多彩なコンテンツを用意し、現代における重要な問題を解決するためのグッチの視点や取り組みを紹介している。

 

 同サイトでは、現在インドのソーシャル・ビジネス企業「I was a Sari」をフィーチャー。同社は、社会から取り残された女性達にサリーのアップサイクルや新しい技術を教えることで、彼女たちに働く機会と安定した収入をもたらしている。同サイトの動画では、その取り組みを紹介。その中で、女性たちは安定収入を得られるだけでなく、アルチザンとして誇りをもてるようになった喜びを語っている。

「グッチ エクリブリウム(GUCCI EQUILIBRIUM)」

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