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2023.08.07
「バレンシアガ」2023ウィンターキャンペーン 仏トップ女優イザベル・ユペールらをキャスト
「バレンシアガ(Balenciaga)」が2023ウィンターキャンペーンの写真とビデオを公開した。
同キャンペーンは、「バレンシアガ」発祥地である仏パリのクチュールとクリエイティブのヘッドクォーターとなるジョルジュ・サンク通り10-12番地内で撮影した。この場所は 1937 年にクリストバル・バレンシアガが「French Couture House」をオープンし、1968年まで彼が住み、仕事をし、コレクションのプレゼンテーションを行った場所でもある。「バレンシアガ」は2021年に復活させ、新しく復元したサロンでデムナの最初のクチュールコレクションを発表した。今後は「バレンシアガ」のヘッドクォーターとして再構築していくという。
ファッションフォトグラファーのタイラー・ミッチェルによる一連のスチールとムービーイメージでは、女優のイザベル・ユペール、モデルのヴィットリア・チェレッティほかキャストが2023ウィンターコレクションを着用してポーズを試みる。が、一連のセットアップでは、彼女たちが建設中の現場と作業員たちの間に立たされ、アイロニックな対比のポイントとそれぞれがアドリブで対応する様をシーンとしてとらえている。
コレクションには、トラックスーツ、デニムやレザージャケット、スーツ、ジーンズなどの代表的なアイテムを含み、反転または二重に重ねたり、ブランドのハイブリッド性に対する実験のようだったりというデザインが並ぶ。プリーツのブラウスやスカート、イブニングウェアのレース、ビーズ刺繍のドレス、ぴったりとしたスウェットスーツ、フェイクミンクのコートはウエストを絞って肩を丸くすることでアップデートしたクチュールのシルエットを表現している。
またコレクションでは、「Monaco Bag」ライン、「Anatomic」と「Biker Boot」ライン、「3XL Sock Shoe」、「Flex Pump」、「Fennec」と「Speed」アイウェア、さらに多くの素材オプションと新しい意図を備えた最新スタイルのクラシックなアイテムも紹介する。
Courtesy of Balenciaga