©Mario Sorrenti

　「フェンディ（FENDI）」が2022年9月にアイコンバッグ「バゲット（Baguette）」の誕生25周年を記念して、米ニューヨークで発表した「フェンディ バイ マーク ジェイコブス（FENDI by Marc Jacobs）」カプセルコレクションを2023年5月中旬より、全国の「フェンディ」直営店と公式オンラインストアで発売する。

「バゲット」や「ピーカブー（Peekaboo）」といった「フェンディ」のアイコニックなバッグやシルエットを追求した同コレクションは、マーク・ジェイコブスとキム・ジョーンズとの友情や楽しさの精神を生かし、アイコニックなアイテムである「バゲット」と、このアイコンを誕生させた「フェンディ」に対する敬意を表したという。

©Mario Sorrenti

　アップタウンとダウンタウン、ラグジュアリーと実用性、過剰さとリアリティーとの荒削りなロマンスを表したという今回のカプセルコレクションでは、「バゲット」と、そこからインスパイアされた服やアクセサリーを、歴史のある瞬間を切り取るとともに、現在まで脈々と受け継がれている一部として表現。

　マークによって、過去の華美と現代の質素を対比し、彼のコレクションにおける服装の概念を払拭している。きらびやかでありながら、硬質なニューヨークの街並みを反映し、パラシュートトレーンスカート、バルーンバックのブロークンデニムジャケット、カサカサと音を立てるセロファンのオペラケープ、蛍光色のリサイクルファーのストールやハットなど、カジュアルをフォーマルに仕立てた。ラインストーンやシルバー、蛍光イエローのきらめきを全体に広げ、ほぼ「ローカルカラー」の一例と化した。これは、ニューヨークの路上で散見されるガラス張りの建物や、作業員の安全ベストから着想を得たものだという。特大サイズとなり、「バゲット」自体の解釈もこうしたシルエットの華々しさと共通するものがある。

　また、「フェンディ バイ マーク ジェイコブス」のローンチを記念し、2023年5月10日（水）から伊勢丹新宿店本館1階＝ザ・ステージでポップアップイベントにて世界先行販売を開始する。

■「フェンディ バイ マーク ジェイコブス」

「バゲット」　タテ15×ヨコ27×マチ6cm／47万8,500円（税込）

「ピーカブー ミニ」　タテ18×ヨコ23×マチ11cm／58万8,500円（税込）

Courtesy of FENDI

■「フェンディ」公式サイト

■「マーク ジェイコブス」公式サイト