「ダンヒル（DUNHILL）」が新しいクリエイティブ・ディレクターにサイモン・ホロウェイ（Simon Holloway）が就任したことを発表した。

　キングストン大学でファッションデザインを学び、現在はロンドンに在住しているサイモンは、英国スタイルとデザインコードに精通した豊富な知識と経験を持ち、英国らしい伝統を表現。

　リシュモングループのメゾンである「ジェームズ・パーディ&サンズ（James Purdey & Sons）」のクリエイティブ・ディレクターとして、アパレルやアクセサリーコレクションの基盤を築き上げた。

　また「アニオナ（AGNONA）」や「ラルフ ローレン コレクション（Ralph Lauren Collection）」などでも、ラグジュアリーなレディ・トゥ・ウェア、ニットウェア、シューズ、アクセサリー、フレグランス、ホームコレクションなど多岐にわたるデザインに携わってきた。「ジェームズ・パーディ&サンズ」における彼の後任は近日中に発表される予定だ。

　CEOのローラン・マルカイズ（Laurent Malecaze）のもと、「ダンヒル」は新たなダイナミズムと戦略的方向性をもって前進していくという。サイモンの就任は、「ダンヒル」の指針である英国のクラフツマンシップ、革新性、機能性、そしてマスキュリンなエレガンスに重点をおくことをより強化するものだ。

　クリエイティブ・ディレクターの就任に際し、サイモンは「ダンヒルのクリエイティブ・ディレクターに任命され、創業者が築き上げた豊かで並外れた歴史を託されるということは、素晴らしい名誉だと感じています。アルフレッド・ダンヒルはパイオニアであり、革新者であり、英国において20世紀で最も影響力のある流行の仕掛け人の一人でした。彼の独創性と洗練さへのこだわりは、目的のあるラグジュアリーと高い品質の代名詞となるメゾンを確立しました。それは、不朽で力強いインスピレーションです」と語った。

Courtesy of DUNHILL

■「ダンヒル」公式サイト