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2018.04.03

スタートトゥデイG、スタートトゥデイ工務店、VASILYを合併し新会社設立 ビッグデータと技術力の集約目指す

 スタートトゥデイグループは4月1日、株式会社スタートトゥデイ(千葉市、前澤友作社長)の子会社である株式会社スタートトゥデイ工務店(東京都渋谷、久保田竜弥社長)、株式会社VASILY(東京都渋谷、久保貴之社長)を合併し、新会社「株式会社スタートトゥデイテクノロジーズ」を発足した。グループ内のビッグデータと技術力の集約を目指し、テクノロジーによるイノベーションを加速する。

 グループの持つ技術力を集約することで、保有するビッグデータのさらなる活用や、技術革新を加速する。ZOZOTOWNやZOZOSUITを活用したプライベートブランド「ZOZO」などのファッションEC、WEARやIQONなどのファッションメディアなど、現在提供しているファッションサービスの開発業務全般に加え、スタートトゥデイ研究所によるR&D、テクノロジーを起点とした新規事業の創造を行う。

 同社は、「“70億人のファッションを技術の力で変えていく”をミッションとし、これまで感覚的に語られてきたファッションという分野を科学的に解明し、テクノロジーによって実用化することで、世界中の人がよりファッションを楽しむことができる世の中を目指す」という。

 新会社では、代表取締役を2人置き、専門性の高い分野でも迅速な意思決定とスピード感のある経営を行う。社長は、旧スタートトゥデイ工務店社長の久保田竜弥氏で、ZOZOTOWNの開発やプライベートブランド販売サイトの事業を担当する。CIO(Chief Innovation Officer)は、旧VASILY社長の金山裕樹氏で、WEARやIQONなどのファッションメディアの運営、新規事業の開発、スタートトゥデイ研究所などのイノベーション創出を担当する。旧カラクル社長の大久保貴之氏は執行役員として、研究所福岡拠点のリーダーを務める。

 合併の方式は、スタートトゥデイ工務店を存続会社、VASILY、カラクルを消滅会社とする吸収合併。合併後は、スタートトゥデイ工務店へ権利義務の一切を承継する。VASILY、カラクルの事業は、スタートトゥデイテクノロジーズの社内組織として発足する事業部に承継し、これまでと同様のサービスを引き続き提供する。資本金2億8,000万円。

スタートトゥデイテクノロジーズ 公式サイト

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