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2018.02.14

EC事業を強化 三陽商会が家具・インテリアECのベガコーポレーションと業務提携 

 三陽商会(東京、岩田功社長)はきょう14日、ベガコーポレーション(博多、浮城智和社長 本社:福岡県福岡市博多区)とライフスタイル領域における新事業の開発を目指し、業務提携したことを発表した。家具・インテリアの企画・製造、ECでの販売で急成長しているベガコーポレーションと、アパレル・雑貨の企画・製造、リアル店舗での販売、リアル店舗・ブランドの運営において長年蓄積されたノウハウを持つ三陽商会が、お互いの強みを活かしたライフスタイルを提案し、両社の顧客基盤の拡大を目指す。

 ベガコーポレーションは、2004年7月設立。海外ユーザーをターゲットに日本製品を販売する越境ECプラットフォーム「ドコデモ(DOKODEMO)」(現在80カ国への配送を可能)に加え、「LOWYA」など家具・インテリアを販売するECを6サイト運営している。2016年6月にマザーズ市場へ上場。家具・インテリア通販での売上規模は現在国内3位。

 業務提携に伴い、三陽商会は、ベガコーポレーション運営が運営する越境ECプラットフォーム「ドコデモ」へ2018年3月に出店を計画。このほか、EC・リアル店舗における相互送客による販売促進、三陽商会のブランド・ライセンス提供といった商品やマーケティングコンテンツでのコラボレーション、ライフスタイル関連の新ブランドの共同開発などを行う予定だ。

 同社は、2017年2月に発表した新経営計画「Sanyo Innovation Plan 2017」における成長戦略の1つに、“EC売り上げの拡大”を挙げている。「当社が「総合ファッションカンパニー」への構造転換を果たしていく中でも、家具・インテリアECのトッププレイヤーであるベガコーポレーションと業務提携することは、商品・販路・顧客面で補完関係が強く、高いシナジー効果が期待できると考えている」としている。

 

■三陽商会 http://www.sanyo-shokai.co.jp/ 
■ベガコーポレーション https://www.vega-c.com

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