2005年5月にオープンした宮崎市の大型ショッピングモール「イオンモール宮崎」（運営：イオンモール）が増床リニューアルし、3月16日にグランドオープンする。ファミリー層をターゲットにしたフードコートや、イベント広場などを新設。地域住民のニーズに対応するとともに、国内外からの観光客の取り込みも図る。改装後は、延床面積が3万㎡増の13万㎡、総賃貸面積が1万4,000㎡増の約8万4,000㎡、店舗数が62店舗増の250店舗と九州最大級のショッピングモールとなる。

　今回のリニューアルでは、これまで駐車場として利用してきた南側の敷地に2階構造の「サウスモール」を新設し、新規出店51店舗、既存棟からの移設11店舗を開設。グローバルファッションブランドやレディス＆キッズ向け商品、ファッション雑貨、インテリア、カフェ、フードコートなどで構成する。また、1階には駐車場、2階には子ども用遊戯スペース「おびすぎパーク」を設ける。

　既存の「ノースモール」では、新規出店39店舗を誘致するほか、10店舗を移転、43店舗を改装する。フードコートをファミリー向けに全面リニューアルし、ソファスペースも増設する。

　新店舗として、「H&M」が宮崎県内初出店となる店舗をオープン。売場面積約1,100㎡に、レディスやメンズ、 キッズ、 アクセサリーなどを揃える。

　既存棟「ノースモール」と増床棟「サウスモール」の間に、子どもが遊べる遊具を備えた芝生の中庭「ヒナタ テラス（hinata TERRACE）」を設置。音楽イベントなど参加型の催しも行う計画だ。

　さらに、施設内にはウォーキングコース「イオンモールウォーキング」を用意。ウォーキングによって“健康長寿日本一”を目指す宮崎県の公式スマートフォンアプリ「サルコー」と提携しているため、利用者は、歩数計や消費カロリーを確認できるほか、宮崎県内のウォーキングコーススポーツイベント情報もチェックできる。

■イオンモール宮崎　公式サイト
http://miyazaki-aeonmall.com