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2025.09.27
「フェンディ」伊ミラノの旗艦店「パラッツォ フェンディ ミラノ」のオープニングイベントに目黒蓮、川口春奈らセレブリティが来場

写真左から、川口春奈さん、目黒蓮さん
「フェンディ(FENDI)」が2025年9月24日、伊ミラノのファッションストリート、モンテナポレオーネ通り(Via Montenapoleone)とマッテオッティ通り(Corso Matteotti)が交差する至近に、新たな旗艦店「パラッツォ フェンディ ミラノ(Palazzo FENDI Milano)」をオープンした。
イタリア合理主義建築を象徴するこの建物は、建築家のエミリオ・ランチャによる設計で1933年から1936年にかけて建設された歴史的建造物。「パラッツォ フェンディ ミラノ」は、自社アトリエを備え、4フロア・910平方メートルにおよぶブティック空間を有する。さらに、最上階には「ランゴステリア(Langosteria)」による、趣向を凝らした3つのダイニングコンセプトで、訪れる人々を美食の世界へと誘う。
©Delfino Sisto Legnani e Melania Dalle Grave
ファサードは、アーチ型とスクエア型の窓がリズミカルに配されているのが特徴で、マッテオッティ通り沿いには、優雅なアーチを描く屋根付きの遊歩道を設けた。建物の中央には塔がそびえ立ち、オリジナルのファサードは、「フェンディ」のロゴと、ローマのバロック様式から着想を得た有機的なフォルムのドアハンドルを除き、当時の面影をそのまま残し、洗練されたディテールが際立つデザインに仕上げた。
©Delfino Sisto Legnani e Melania Dalle Grave
「フェンディ」の建築部門が手がけた新たなブティックコンセプトは、1930年代のミラノ様式のインテリアを彷彿させるディテールと、「フェンディ」ならではのデザインコードを融合。ファーのクラフツマンシップにインスパイアされた柔らかな曲線やアーチ型のフォルムは、ミラノの建造物に見られる端正なシルエットと、素材の持つ質感とのコントラストを意識し、連続性を持たせて配置した。こうして、建物が元来有する大理石のパターンと、古代ローマの建築様式や「フェンディ」のヘリテージから着想を得たメゾン独自の大理石が、調和を生み出している。
同日に開催されたオープニングイベントには、ブランドアンバサダーを務めるアーティストで俳優の目黒蓮さんと女優の川口春奈さんが参加したほか、女優のヒラリー・ダフやシェイリーン・ウッドリー、イザベラ・メルセード、ティファニー・タンなど、世界各国から豪華ゲストが来場し、オープニングを華やかに彩った。
来場セレブリティ