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2025.09.02
「シップス・エニィ」 5年で35億円超に 好調の背景と成長戦略は?
東京・光が丘店が実店舗で最も売り上げが高い
シップスのEC主力ブランド「シップス・エニィ」が好調だ。トラッドとカジュアルの要素を取り入れたウェアを買いやすい価格で提供し、ファミリー層に支持が広がっている。20年にスタートし、25年2月期の売上高は35億円超えるまでに拡大した。現在の店舗数は4店だが、今後は郊外立地を中心に出店も増やす。メンズとウィメンズ、キッズの複合業態で、価格帯は主力「シップス」の7割程度。購買層は10代~50代と広く、中心は40代だ。25年春夏は接触冷感や汗染み防止など夏用の機能素材を使ったカットソーが売れ、3~6月の売り上げが前年同期比25%増となった。