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2023.05.31

「プラダ」が「プラダ 青山店」でプラダ財団の支援を得て企画した展覧会「ダラ バーンバウム」を開催

 「プラダ(PRADA)」が、2023年6月1日~8月28日の期間に、「プラダ 青山店」でプラダ財団の支援を得て企画した展覧会「ダラ バーンバウム(DARA BIRNBAUM)」を開催。展示はヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した象徴的な建築物、「プラダ 青山店」の5階で行う。50年以上にわたってアートとマスメディアの概念に挑戦し続けてきたアーティスト、ダダラ・バーンバウムの活動を紹介するもの。

 

 ヴァレンティノ・カトリカラとエヴァ・ファブリスのサポートのもと、バーバラ・ロンドンがキュレーションしたこの展示では、1979年から2011年までの間に制作した4作品を展示する。

 

  • 「Kiss the Girls: Make Them Cry」

  • 「Kiss the Girls: Make Them Cry」

  • 「Kiss the Girls: Make Them Cry」

  • 「Kiss the Girls: Make Them Cry」

  • 「Kiss the Girls: Make Them Cry」

  • 「Kiss the Girls: Make Them Cry」

  • 「Kiss the Girls: Make Them Cry」

  • 「Arabesque」

  • 「Arabesque」

  • 「Arabesque」

 なかでも注目の作品は、ビデオインスタレーション作品の「Kiss the Girls: Make Them Cry」と「Arabesque」。4つの媒体を使用したビデオインスタレーション作品「Arabesque」(2011年)は、ロマン派の作曲家夫婦クララ・シューマンとロベルト・シューマンの互いに結びついた活動人生とそれぞれが残した異なる功績を考察した作品だ。

 

  • 「New Music Shorts」

 現代のミュージシャンやコンポーザーと共同制作でダラが特別に編成したサウンド作品とともに、今回の展覧会のために新しく制作したスチールビデオ画像も見ることができる。「Bruckner: Symphony No. 5 in B-Dur」と「New Music Shorts」のサウンド作品はそれぞれ、ほかの展示スペースに隣接する隔離された座れるスペースで個別に展示。

 

 迫力あるオーディオと音楽の要素をつなぐこれらの作品は、ダラのクラシックミュージックと現代のポップミュージック両方への興味を表現した。また、テレビやYouTubeに関してだけでなく、歴史的にも重要なクラシックミュージックに対する異なる指揮者による様々な解釈についての彼女の批判的な姿勢に加え、上位下位問わず文化における女性の描写に対する鋭い洞察を強調している。

 

■「ダラ バーンバウム」
会期:2023年6月1日(木)~8月28日(月)
場所:「プラダ 青山店」5F
東京都港区南青山 5-2-6
入場料無料

 

Courtesy of PRADA

 

「プラダ」公式サイト

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