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2012.12.14

続々と百貨店のホリデーウィンドウがお披露目!

 ニューヨークでは11月半ばから続々とマンハッタンにある百貨店のホリデーウィンドウのお披露目のイベントが開催。 幾つかある百貨店の中 でも今年は結構頑張ったのではないかと感じたのがサックス・フィフス・アヴェニュー(Saks Fifth Avenue)。

 

 ホリデーウィンドウの公開が行われた11月19日の夕方時には、店舗前の通りは通行止めされ、ザ・ヤング・オーディエンス・ニューヨーク・ユース・コーラスのパフォーマンスや、ジャクリン・ケネディ・オナシス・スクールのアメリカン・バレイシアターによるパフォーマンス。そしてなんと言ってもこの日最も注目されたのが、5番街の店舗正面の外観に映し出されたドラマチックなレイザーライトのショー。

 こちらは実際、5番街のサックスで観る事が出来る「HOLIDAY 3D LIGHT SHOW 2012」の映像。
 実際この豪華なホリデーライトショーは毎日、夕方5時から夜の10時の間に定期的に行われ、夜のマンハッタンの街で買い物を楽しむ人たちをより一層盛り上げています。

 

 2013年のサックス・フィフス・アヴェニューのホリデーウィンドウのテーマは「スノーフレーク」を中心にホリデームードを盛り上げるギフトアイディアたっぷりなウィンドウとなりました。
 世界中からの幅広い年齢層のお客様を迎える百貨店だけに大人のホリデールックから、キッズアイテムを集めたウィンドウまで様々なシーンが見られ、バーグドルフグッドマンやバーニーズニューヨークと比べるとクラシカルな印象です。

 ホリデーウィンドウのお披露目と同時期に開催されたのが、ピンタレスト(Pinterest)を使ったコンテスト、「PIN IT to WIN」。
 11月19日から12月17日の夜中までの間に応募すると、もれなく5名に2,000ドル相当のギフト券がもらえるというコンテストで、サックスのFacebookページ (www.facebook.com/saks) もしくは www.sakspov.com/PinterestContest から応募出来るようになっています。

 そこで私もボードを作成して応募してみました。
 2,000ドルのギフト券をもらえるならば、こんな物が買ってみたいというアイテムをかなり本気でボードに集めております!

 

 FacebookやTwitterでの告知よりもピンタレストで掲載する商品情報からの方が売上げにつながっているなんて事も言われているだけあり、こうしたピンタレストを使ったコンテストはデパート系やブランドの間でも頻繁に行われています。
そもそもインターネット上というか、ECサイトを開設していないとこうしたソーシャルメディアはなかなかフルに活用出来ないものですよね。
 2013年は日本のファッション業界の皆様にも更にもうワンステップ、オンラインの世界も活用してビジネスを拡大となる変化のある年になってもらえればと思います。


 

RINA  

R I N A

90年代の米国がネットバブルだった頃に米国にて日本向けのファッションポータル事業にコンサルタントとして関わる。

 

以降、「ファッション」と「インターネット」上で行われるビジネスを中心とした事業に15年ほど携わり、Web製作やディレクション、ビジネスのコンサルタントを行う。現在は米国のファッション事情やトレンド、ファッションとIT関連を中心とした執筆、今までの経験と知識を活かしビジネスサポートも行っている。

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