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2023.09.28
【2024春夏ミラノ ハイライト2】クワイエットラグジュアリーを職人技で見せつけるミラノ勢
写真左から「プラダ」「フェラガモ」「ドルチェ&ガッバーナ」「ジル サンダー」
2023年9月19日から25日、ミラノ・ウイメンズ・ファッションウイークが開催された。特に気になった流れは、多くのブランドがイタリアらしい職人技や手仕事、素材にいつにも増してフォーカスしている点。ハイライト2では、今のキーワードとなっているクワイエットラグジュアリーを体現するような、老舗やクラシック系のブランド達を紹介する。
プラダ(PRADA)
プラダ財団にてショーを行った「プラダ」。いつも以上にセレブの入り待ち&出待ちの人が多くて会場付近は地獄絵のようだが、会場内にはシンプルなセットが広がる。そしてメンズ同様、ショーが始まるとスライムが流れ落ちてきて、有機的なパーテーションを作り出す。
ただ、セットは同様でも“流動性”がテーマだったメンズとは違い、ウイメンズではこのセットとコレクションの具体的な繋がりはない。それどころかいつも深い考察がある「プラダ」には珍しく、具体的なテーマさえなく、今回はひたすら手仕事やモノづくりの本質にフォーカスしたのだとか。「今回のコレクションでは、手法やテクニック、価値など、「仕事」に焦点を当てたいと思った」「具体性、身体性、現実性に立ち返ること。私たちは自分たちの仕事を最大限に全うし、美しいものを今日のために作ろうと考えた」とミウッチャ・プラダが、「今シーズンはクラフツマンシップ、服に込められた複雑な仕事について語ろうと考えた」とラフ・シモンズは言う。
羽根のように薄いオーガンジーを上からあしらったドレスから、ベルベットやレザーのパッチワークのヴィンテージ加工のアイテムまで、手の込んだ様々な素材が登場。そしてメンズでも見られたフリンジは、ボタニカルプリントを施したシャツやスカートに使われる。さらにオーバースカートとして一本一本がチェーンになったメタルフリンジや、ハト目を施したフリンジも登場し、その職人技を見せつける。
他にもメンズコレクションとリンクする部分は多く、パワーショルダーでウエストラインを絞ったテーラードジャケットやジレをショーツやスカートにタックインするコーディネートや、無数にポケットを付けたジレがウイメンズでも登場。
フェミニンな薄手のインナーに、ボリューミーなワークジャケットをコーディネートしたり、ショーツのテーラードスーツにケープを合わせるなど、コントラストの効いたスタイリングも。
気になるのは1913年のブランド創業当時、ミウッチャの祖父マリオがデザインしたバッグをリナイロン(リサイクルナイロン)で復刻したバッグ。当時は牛の骨が使われていたクロージャーの部分には、ギリシャ神話の怪物をモチーフとした手彫りの顔の装飾がなされている。
創業当時の祖父のモノづくりにも思いを馳せて、イタリアらしい職人技や手仕事で真っ向から勝負した「プラダ」。これまでは「老舗」を前面に出すことはなく、他社に比べるとアーカイブ復刻にはそれほど積極的ではなかったブランドだけに、ある意味、新鮮なアプローチでもあった。
ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)
「ドルチェ&ガッバーナ」の今シーズンのテーマは“WOMAN”。モノクロ写真や過去のポートレートからのインスピレーションで、自信に満ち溢れ、官能的な女性らしさを表現する。特にクリーンなラインとシルエットが特徴的だった60年代のエレガントなイメージと結びついているとか。
一部、「ドルチェ&ガッバーナ」らしい、レオパード柄のロングコートや光沢感のあるトレンチが登場する以外は、ほとんどのルックがブラックとホワイトで構成されるが、これはモノクロ写真からの連想だ。特にレース、チュール、シフォンなどの透ける素材を使ったランジェリードレスが多数登場し、下着やガーターベルトやコルセットを見せて官能的に演出する。
その一方で、パワーショルダーのマスキュリンなジャケットや襟の大きなトレンチコート、またはウエストを強調したドルチェジャケットやタキシード、パンツスーツなどブランドが持つテーラリングの技を見せつけるアイテムも多い。
また60年代風のリトル・ブラック・ドレスも登場。襟やカフスの部分だけ白になっているもの、またはレースをあしらったり、ボウやリボンのついたものなど、ガーリーなイメージを醸し出す。他にもドットのアシンメトリーなドレスや、フリルのシャツにショーツを合わせたコーディネート等、スイートな雰囲気も差し込まれるが、透け素材だったり、マイクロショーツをあわせることで、余計にセンシュアルさが目立つ。
先シーズンに続き、ブラック使いで厳格なる官能性を追求する方向性を継続した「ドルチェ&ガッバーナ」。今回はそれをさらに様々な女性に向けて、幅広いスタイルで提案した。
マックスマーラ(Max Mara)
今回も元墓地で現在は複合施設として使われているロトンダ・デッラ・ベサーナをショー会場に選んだ「マックスマーラ」。会場は草木で飾られ、田園地方の牧歌的な雰囲気に包まれている。
今シーズンは、40年代の第二次世界大戦中のイギリスで、戦場に赴いた男たちに代わって、社会階級に関係なく力を合わせて農作業を行って国を支えた「ウィメンズ・ランド・アーミー」の女性たち“ランドガール”からのインスピレーション。彼女たちが作業する時に着ていたクラシックなワークウェアや、ミリタリー風アイテムが、現代的にアップデートされたデザインで繰り広げられる。
厚めのコットンギャバジンで作られた、大きなポケット付きのエプロンドレスや、庭師が着るようなガーデナーチュニック、ジョッパーズ、オールインワンなどのオンパレード。それを「マックスマーラ」らしいキャメルカラーから、グリーン、ピンク、ブルーなど様々な色を、後染めのニュアンスのあるトーンで表現する。
フィールドジャケットやサスペンダーなどのミリタリーテイストから、庭師のエプロンから着想を得たバックレスサンドレス、ギャバジンのストラップがあしらわれた3重シフォンのガウンなどフェミニンなアイテムまで登場。また「ランド・アーミー」の物語を詩で綴った女性詩人、ヴィタ・サックヴィル=ウェストの庭園のイメージから生まれた、ダークでエッジが効いたブラウンのフラワープリントのボリューミーなベアトップドレスやパンツスーツも登場する。また、庭師が道具を入れるようなボックス型のバッグや、軍用の双眼鏡入れのような筒形のミニバッグなどの小物も。
奇をてらったところはないのに個性的。そして現代の都会生活にも対応する実用的なアイテムが揃い、どんな女性でも着こなせそうな好感度の高いコレクションとなっている。
エトロ(ETRO)
「ザ・モール」というイベント会場でショーを開催した「エトロ」。会場に建てられている寺院の遺跡を思わせる柱は、“エトロノーウェア(ETRO NOWHERE)”というテーマに合わせ、奇妙な文明の名残が再び浮上する不思議な空間を表現しているのだとか。そして「ノーウェア」は、あらゆる規則、合理的な思考、論理的な因果関係を転覆させた異世界であり、異なる要素の無限の組み合わせが行われる・・・ということらしい。
フラワーやオプティカルモチーフの大柄なプリントを使い、ロングコートにはレザーのブラトップとミニスカートを、タイトなタートルネックのトップにはマーメイドスカートやマキシロングのレザーやニットのスカートなどをコーディネートして、対照的なバランスや素材のコントラストを強調する。トップはプリント、ボトムはブロケードで同じモチーフを使ったコーディネーションや、デニムのセットアップシリーズ、ストライプのニットシリーズなども差し込まれる。
オプティカル柄にフェザーがあしらわれたジャケットやニット、タトゥプリントの透け素材のトップなどユニークなアイテムも。またボリューミーなロングジャケットから、アシンメトリーにワンショルダーでコーディネートするタイトドレスのレイヤードまで、ボリューム感も様々だ。
クリエイティブディレクター就任から2年目に入ったマルコ・デ・ヴィンチェンツォ。「エトロ」の象徴であるプリントやモチーフ使いの路線は守りつつ、アーカイブやブランドのシグニチャー使い一辺倒から解放された独自の方向性を歩み始めたように見えた。
トッズ(TOD’S)
“トッズ ファッブリカ(イタリア語で工場、工房)”というテーマに因んで、「スカラ座アンサルド工房」というスカラ座の舞台美術を制作する工房にてショーを行った「トッズ」。ショー当日は、12 月にスカラ座で初演を迎える「ドン ・カルロス」の舞台装置の制作が行われている状態の中、ショーの前には「トッズ」の職人たちが靴作りのデモンストレーションも行われた。
コレクションは、全体的にマスキュリンなテーラードスタイルを甘く軽く仕上げ、キアッポーニお得意のノンシャランな雰囲気。裏地のないノーカラーのアンコンジャケットにプリーツの入ったスラックスのスーツや、薄手のトレンチにゆったりしたスーツをトーンカラーで合わせる。またはブルゾンにタイトスカートやプリーツスカートを合わせたり、ウエストコートを素肌に羽織るなど、マスキュリンとフェミニンのテイストがミックスされる。キモノスリーブのポプリンTシャツやコントラストカラーのクロシェ風ニットにはグローブもつけられるポケット付きのマルチパーパスベルトでウエストマーク。
ポリッシュドレザーにメタルの「T」があしらわれた新作「トッズ T ボックス バッグ」を始め、シームレスで横長になった「Di バッグ」や、エンボスレザーの「T タイムレス バッグ」も登場した。
今シーズンをもってクリエイティブディレクターを退任するヴァルター・キアッポーニにとっては、これが「トッズ」での最後のコレクションとなる。フィナーレでランウェイを歩いて観客に挨拶をしたキアッポーニには、これまでの功績をねぎらう大きな拍手が起こっていた。
フェラガモ(Ferragamo)
かつてはコレクションの会場としてよく使われていたシンティッレ宮というイベントスペースにてショーを行った「フェラガモ」。コロナ禍においてはワクチン会場として使われていた場所だけに、そこで再びファッションショーが開催されるとは感慨深い。
「フェラガモ」を指揮して3シーズン目となったマクシミリアン・デイヴィスは、イタリア人たちと接する中で、彼らの自分らしく生きる姿勢に、本人のルーツであるカリブのリラックスムードとの共通点を感じ、それをドレスコードとして今回のコレクションに反映したとか。その結果、有機的な曲線による体に沿わないエフォートレスなシェイプが誕生した。そしてそこに1960-70年代の芸術運動「アルテ・ポーヴェラ」からのインスピレーションが加わる。これは天然素材や生の工業的な素材をあまり加工せずに使用してアートに昇華する作風だが、コレクションではそのコントラストからのアイデアで、リネンやコットンを多用し、さらにそれを加工したり、または木製のアクセサリーやディテールと組み合わせることで天然素材を洗練されたスタイルに昇華している。
リネンとサテンをボンディングしたトレンチコートやチュニック、リネンをコーティングしてレザーのように使ったパンツスーツ。カリブのトライバル感溢れるビーズはコットンの白いワンピースに合わせたガウチョベルトやチューブドレスとして登場。たっぷりしたドレスには有機的な曲線のプリントや、食虫植物を大きく描いたものも。一方、テーラードスタイルでは、ウエストを絞り、ヒップの曲線を強調。長めのジャケットにショーツを合わせた今風のスタイルもある。色使いも、グリーン、生成り、サンド、スカイブルーといった、白と黒に合わせて映える自然の色を多用。フェラガモレッドは少なめで、ステッチなどに使って遊びを加えている程度だ。
そんな中に、ドレスのネックの部分だけにレザーが使われていたり、甲冑のようなレザーのボディとビスコースジャージーのドレスをコーディネートするなど、マキシミリアムが得意とするフェティッシュなテイストが差し込まれている。
アーカイブからのインスピレーションで、1956年の「カリプソ」のバナナケージ状のヒールを3Dプリントと亜鉛メッキ加工を施し、カリブのトライバル感も漂うサンダルや、キャンパスとレザーの「ハグ」、アーカイブのライターのクロージャーが施されたアシンメトリーなフォルムの「フィアンマ」などバッグ類にも今シーズンの有機的なフォルムが反映される。
昨年の新クリエイティブディレクター就任ラッシュから数シーズンが過ぎ、最初はブランドのアーカイブやアイコンを前面に出していたディレクターたちがそれぞれ自分の個性を発揮し始めた今シーズン。「フェラガモ」の上質なモノづくりを基盤に自分のルーツも活かした、マクシミリアン・デイヴィスらしい「フェラガモ」に今後も注目したい。
ジル サンダー(JIL SANDER)
テーラリングと最新技術、メンズとウイメンズ、デイリーウエアとクチュールといった、対照的なものを融合することを得意としてきた「ジル サンダー」。今シーズンも素材やボリュームのコントラストを駆使しながら、ぶれることない独自のクリエーションを繰り広げる。
タイトなニットトップとボリューミーなロングスカートが接合されたドレスや、同様のトップをミニドレスのように仕立ててバミューダパンツに合わせるコーディネート、またはシンプルなトップに細長いスパンコールのスカートのドレスや、その装飾を首元にあしらったトップとハイウエストパンツを合わせるなど、ボリュームにコントラストのあるコーディネーションが目立つ。ショーツやバミューダパンツが多く登場するが、それらは大きなボックス襟の付いたオーバーシルエットのジャケットや、ドレープの効いたバルーン袖のトップとコーディネート。モンクコートやケープ、修道衣風の丈長のチュニックから、大きな襟とゆったり袖のトレンチコート、大きな鳩目をあしらったドレスなど特徴のあるアイテムは、無地のトーンカラーでまとめている。
その一方で、「ジル サンダー」には珍しいパイソンやイールなどのエキゾチックレザーがドレスやコートが登場。犬や猫の写真が大きくプリントされたカラフルなトップスも目を引く。
トレンドに流されることなく独自の路線を進んできたルーシーとルーク。今シーズンはバランスやコントラストがキーワードとなり、仕立てや素材にフォーカスするブランドが多い中、ルーシーとルークの素材へのこだわりやプロポーションへの冴えは突出していることを感じさせる。
エルマンノ シェルヴィーノ(Ermanno Scervino)
ミラノ大学の回廊を使ってショーを開催した「エルマンノ シェルヴィーノ」。今シーズンは服の本質を抽出し、アトリエの熟練した技と職人たちの芸術的ノウハウにスポットライトを当てた。刺繍、レース、アップリケ、ビジューなど、手の込んだ職人技がコレクション全体に散りばめられている。
花柄の手刺繍でそのボディを飾ったスリップドレス、チュールのフリルで覆われたチューブドレス、クロシェ編みのブラとショーツ、スエードのビスチェとミニスカート、複雑な編みのレースを組み合わせたチューブドレスなど、透け感のある官能的なアイテムも、その装飾の美しさで全くいやらしさを感じさせない。ボリューミーなジャケットにブラトップとショーツを合わせたり、オーバーボリュームのメンズシャツとマイクロショーツをコーディネートするなど、マスキュリンなアイテムとのミックスも。ニットやカーディガン、パーカーなどには小さなオーガンザの花びらが装飾として施されている。
今シーズンのキーワードである職人技や手仕事は、まさに「エルマンノ シェルヴィーノ」が得意とするところ。その本領を発揮すべく、これでもかとばかりに手の込んだ職人技が活かされた、圧巻のコレクションだった。
ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)
フィジカルショーのメインブランドとしてミラノファッションウイークのトリを飾った「ジョルジオ アルマーニ」。今回もオルシーニ宮にてショーを開催。ここはジョルジオ・アルマーニが初期のころからアトリエとして使用していた場所で、現在、「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」のショーなどで使われているアルマーニ・テアトロよりもかなり小さいため、3回もショーを行う大サービス。
今シーズンは“Vibes(波動)”がテーマ。色、感性、感情といった我々が五感で感じるものにはすべては波動であり、コレクションではそれを表現しているのだとか。波のように揺れるゆったりしたフォルムや滑るような光沢感のある素材を多用。ブロンズやシルバーからグリーンやパープル、そしてホワイトへと移るカラーパレットも、夕刻から夜、そして朝へという時間の動きを表しているかのようだ。
テーラードテイストのジャケットやボレロのようなミニジャケットにゆったりした光沢感のあるパンツを合わせてゴールドのベルトでウエストマーク、ピースを貼り合わせ見る角度によって輝きが変わるドレス、クリスタルがちりばめられた透明なサロンや長いチュールスカートとパンツのコーディネート、長いビーズのフリンジが付いたトップスやチュールを重ねたドレスなど。ショーの後半に向けては特にビジューやクリスタルがキラキラと輝くルックが登場する。
自然なエレガンス、控えめなラグジュアリーを常に探求してきた「ジョルジオ アルマーニ」。彼が長年変わることなくやって来たスタイルに、今、「クワイエットラグジュアリー」という名前がついてトレンドになっているのを、果たしてミラノの帝王はどう受け止めているのだろうか。
ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)
「ブルネロ クチネリ」の展示会が行われたミラノショールームには大きな輪の中でパーフォーマンスを行うアーティスト達が。彼らが微妙なバランスを保ちながら見せる優雅な動きは、今シーズンのテーマ“Natural Aequilibrium(Aequilibriumとは平衡=バランスを意味するラテン語)”を体現している。
今回のコレクションは、本質性と装飾性、足し算と引き算、美しさと機能性といった相反するエッセンスが調和を取りながら引き立て合ってミックスされているのが特徴で、これはクワイエットラグジュアリーへの「ブルネロ クチネリ」としての答えなのだとか。
マスキュリンなテーラードジャケットはショルダーを強調しつつ、ウエストを絞ってフェミニンさを加えたり、トラウザーズもコルセットや小さなプリーツでウエストマークしたり。または長めのトップスにショーツを合わせたり、マイクロ丈トップスにロングジレやワイドパンツをコーディネートして、ロング&ショート、オーバー&フィットといった対極的なバランスで遊ぶ。また自然繊維にラミネート加工したセットアップ、ジュートの糸の刺しゅうやスパンコール使いなど、素朴な自然の要素と煌びやかな要素、マットと光沢感のミックスなどにもコントラストが見られる。お得意のクチュールニットは、交互の編み目と異なるヤーンの組み合わせたり、天然繊維とテクノラフィアを用いた刺繍を施し、ますます手の込んだ煌びやかさを放つ。
メンズに続き、テニスのカプセルコレクションも登場。ドンズバのスポーツ用というよりはビフォーアフターを意識したスポーツシックラグジュアリーが強調されている。
取材・文:田中美貴
画像:各ブランド提供
田中 美貴 大学卒業後、雑誌編集者として女性誌、男性ファッション誌等にたずさった後、イタリアへ。現在ミラノ在住。ファッションを中心に、カルチャー、旅、食、デザイン&インテリアなどの記事を有名紙誌、WEB媒体に寄稿。apparel-web.comでは、コレクション取材歴約15年の経験を活かし、メンズ、ウイメンズのミラノコレクションのハイライト記事やインタビュー等を担当。 TV、広告などの撮影コーディネーションや、イタリアにおける日本企業のイベントのオーガナイズやPR、企業カタログ作成やプレスリリースの翻訳なども行う。 副業はベリーダンサー、ベリーダンス講師。 |