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2021.10.11

【2022春夏パリ ハイライト3】カラフル、フューチャリスティック、サステナブル・・・明るい未来へ願いを込めて

バレンシアガ(BALENCIAGA)

 シャトレ劇場を会場にフィジカルなスペクタクルを披露した、デムナ・ヴァザリアによる「バレンシアガ」。最新コレクションをまとったモデルたちがレッドカーペットを歩き、フォトコールをした後に劇場内でザ・シンプソンズとのコラボレーションフィルムの「theSimpsons/Balenciaga」を鑑賞するという演出。

 

 レースで覆われた特大のボールガウンでスタート。ジャケットやブルゾン、パンツはオーバーサイズに、ドレスはクリストバル・バレンシアガ作品をほうふつとさせるシルエットに落とし込んでいる。

 

 モデルにはセレブリティも起用。スーパーモデルで女優のアンバー・ヴァレッタは、ムラ染めのプリーツセーターのパンツルックを、先頃トランスジェンダーであることを公表した俳優のエリオット・ペイジは、オーバーサイズのスーツに、クロックスとのコラボレーションのメタル強化プラットフォームのシューズをコーディネートして登場。フォトグラファーのヨーガン・テラーは、しわ加工を施したライニング側を表にしてタグを見せたコートを、レーシングドライバーのルイス・ハミルトンは、ボンバースとバギーパンツとクロックスを着用。仏女優のイザベル・ユペールは3Dのショールをあしらったニットドレスをまとい、女優然としてレッドカーペットを闊歩した。

 

 その他にナオミ・キャンベル、義足モデルのローレン・ワッサー、カーディ・Bとオフセットなどが招待客として来場し、ハリウッドのプレミア、あるいはメトロポリタンミュージアムのガラのような華やかさとなった。

ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)

 熊切秀典による「ビューティフルピープル」は、“Side-C Vol.7 Multiplicity”と題したコレクションを発表し、服の構造やコンセプトを簡潔な形で伝えるムービーを公開した。

 

 相反する物事を調和・共存させるためのデザイン技法とプロセスを意味するSide-Cのコレクション。これまで様々な形で発表してきたが、後ろ前も上も下も右も左も表も裏もない、服に多様性「Multiplicity」を与えることについて、今季は一つの完成形を見せていた。着用方法を変えても服としての機能は維持され、しかしフォルムは劇的に変化する。そして、それぞれの着用方法がそれぞれの生活場面に適応するように作られている。

 

 モンドリアンインスパイアのカーディガンは、着る方向を変えるだけで色の組み合わせに変化が生まれ、ツイードのアンサンブルはボリュームとシルエットが変わり、レースのロングスカートは丈が短くなる。水着を含むアンサンブルは街着となり、ブラウスはスカートに、スカートはドレスに変形。様々な環境・状況の変化にも対応できる頼もしい服。服における多様性という強さを見事に描いて見せていた。

ジバンシィ(GIVENCHY)

 マシュー・M・ウィリアムズによる「ジバンシィ」は、パリ郊外ナンテール市にあるスタジアム、ラ・デファンス・アリーナにて、ウィリアムズにとっては初のフィジカルなショーを開催した。クチュールハウスとしての伝統とクラシカルな側面を保持しながら、エッジーでモダンなストリートスタイルやユニフォームの要素を存分に取り入れて、コンテンポラリーで実用性のある服の在り方を描いて見せている。今季は、アイコニックな作品について、アーティストのジョシュ・スミスとコラボレーションし、ショーのBGMをアトランタ出身のミュージシャン、ヤング・サグが手掛けたことも話題となった。

 

 ネオプレン素材のブルゾンとスカートでスタート。ヘムにレースを忍ばせているところにこのブランドらしさが表出している。ナパレザーのボディコンシャスなハイネックブルゾンは、ヘムにドレープを寄せ、シースルーのプリーツスカートとサイハイブーツをコーディネート。

 

 レースを縫い付けたプリーツのショーツに合わせられたトップスは、チュールの集積でモチーフを描き、オートクチュールレベルの手の込みよう。ローエッジのジャケットとブラトップに合わせられたショーツは、実はプリーツの折り目に合わせて羽が刺繍されている。エッジーで若々しいアイテムが続く中、クチュールハウスらしいアイテムも差し込まれている。

 

 今回はやはりジョシュ・スミスとのコラボレーション作品が目を引き、それぞれが特別感を漂わせている。スパングルを刺繍したスカートに合わせられた色鮮やかなハンドニットのプルオーバーは、2019年の作品「Scholes Street」をモチーフにしたもの。オーガンザのスウェットとコットンのスウェットにそれぞれスミスの絵画をプリントして重ねたルックは、不思議な3D感を醸し出す。死神やかぼちゃ、様々な人型トーテムなどのスミス作品が、その他のセーターやアクセサリーのデザインにも反映されていた。

ステラ マッカートニー(Stella McCartney)

 「ステラ マッカートニー」は、エスパス・ニーマイヤーにて、フィジカルなショーを開催した。センシュアルな女性らしさをテーマに、これまで通り、環境への意識を高めながらもリラックスしたコレクションを展開。

 

 今季は特に、ドキュメンタリー映画「素晴らしき、きのこの世界(Fantastic Fungi)」からインスパイアされており、菌類学者ポール・スタメッツのナレーションと、キノコから奏でられるシンセサイザー音楽でショーがスタート。ボルトスレッズ社が開発した、無限に再生可能な菌類の地下根系である菌糸体(マイセリウム)から作られた、ヴィーガン&サステナブル、そしてアニマルフリーな画期的なレザーの代替素材マイロ(Mylo™️)製の「フレイム」バッグが世界初披露となった。

 

 グラフィカルなカットアウトを施したジャージーのワンピースには、宇宙飛行士の装いを想起させるパーカをコーディネート。ジャケットに合わせられるパンツはゆったりしたシルエットで、コードを這わせてスポーティに。オスカー・ニーマイヤーのフューチャリスティックな建物内での発表のためか、それぞれのルックはどこか宇宙的で未来的。

 

 トワルドジュイ風のキノコプリントのドレスも、コードを幾重にも這わせて刺し子のような風合いを見せながらも、やはりフューチャリスティックな仕上がり。細かなギャザーを寄せたスモッキングアイテムは、首周りをTシャツ風にしてモダンにアレンジ。柔道着インスパイアのスーツや、クリスタルメッシュのシースルードレス、サイケデリックモチーフのプリーツジャンプスーツなども新鮮さと斬新さをたたえている。菌類による素材使いも然り、未来を見据えたブランドの確固たるヴィジョンを提示して見せたコレクションとなった。

メゾン マルジェラ(Maison Margiela)

 ジョン・ガリアーノによる「メゾン マルジェラ」は、Co-Ed(男女共通)コレクションのムービーを発表した。ガリアーノによるオリジナルコンセプトをオリヴィエ・ダアンが映像化。ウィリアム・ブレイクの詩になぞらえながら、ユートピアンユース(夢想家の若者たち)の願望を描いている。

 

 7月に発表された「アーティザナル」コレクションで提起したネオアルケミー(新錬金術)の概念をさらに探求し、オートクチュールで見せた表現を、自然の力と時の経過を反映したCo-Edの表現へと発展させた。

 

 フィッシュネットや漁師のスタイルなど、海を想起させるアイテムや、羽刺繍を施したコートなど、自然との結合を意識させるアイテムが登場。「アーティザナル」で提起された錬金術のようなテクニック「エソラージュ(エンザイム・ストーンウォッシュ加工)」により、生地の風合いや色調に変化を加え、服自体に歴史を刻む。そして「アーティザナル」で見せたデルフト焼モチーフも、ロングスリーブのニットトップスとして登場している。

 

 チェック柄の布巾をシャツやコートのライニングに使用したり、ビンテージピースを再利用して作られた「レチクラ」のバッグシリーズを登場させて、素材をアップサイクルさせながら、ガリアーノらしい時代考証に裏付けされた一つの新しい世界観を形成していた。

シャネル(CHANEL)

 ヴィルジニー・ヴィアールによる「シャネル」は、2024年パリオリンピック中に予定されるグラン・パレの改装による一時的な展示会場として建設されたグラン・パレ・エフェメール(ジャン=ミッシェル・ヴィルモットによる設計)に、高さのあるランウェイを設営してフィジカルなショーを開催した。

 

 正面にはカメラを構えるモデルのヴィヴィアン・ローナーのポートレート。ランウェイをカメラマンが取り囲み、80年代のファッションショーを再現。カール・ラガーフェルドはかつて「シャネル」のキャンペーン写真を自ら撮影していたが、今回はそのオマージュのようだった。リリー=ローズ・デップを始めとするモデルを起用したムービーは、前回同様イネス&ヴィノードが撮影。

 

 スイムウェアからスタートした点も、80年~90年代をほうふつ。笑顔でしなを作りながらウォーキングし、カメラの前でポーズを取るのも時代感タップリ。水着にローウエストパンツを合わせてショーツを見せたり、ドロップショルダーのツイードのジャケットドレスが登場したり。プレゼンテーションの方法とは異なり、各アイテムとスタイルはしっかりとアップデート・モダナイズされている。

 

 ウエスト部分の前立てで上下が繋がっているビニール製のドレスは、60年代のフューチャリズムをほうふつ。スパングルを織り込んだゴールドトリミングのツイードのスーツには、ゴールドのスイムウェアをインナーにコーディネート。袖にパールを刺繍した金ボタンのトップスや、ブラトップとボーダーのスカートなど、懐かしさを漂わせるマリンルックは清涼感に溢れている。背中にクロスのストラップを配したボーダーのモスリンのシンプルなドレスや、ラップジャケットとのアンサンブルのドレスなど、新しいマリンルックも提案。

 

 スクエアのツイード地のパーツを繋いだドレスやアンサンブルは、長年カール・ラガーフェルドの傍らで刺繍を担当してきたヴィアールらしい新鮮なアイデアに満ちている。「COCO CHANEL」の文字が入ったミサンガ風のジャカードドレスや、ロゴを配したブルゾンやジャケット、ドレスの数々が登場する中、モーブやピンク、イエローのツイードスーツが挟み込まれる。最後は、蝶の模様を思わせるプリントモスリンの70年代風ドレスで締めくくった。

ミュウミュウ(MIU MIU)

 ミウッチャ・プラダによる「ミュウミュウ」は、イエナ宮を会場にフィジカルなショーを開催した。今回のライブストリーミングでは、ニューヨークを拠点にするモロッコ人アーティストであるメリエム・ベナーニ(Meriem Bennani)によるビデオをフィーチャー。双眼鏡型スクリーン上で彼女自身の母親を映したムービーと、目の前のショーの映像が同時進行し、バーチャルとリアル、そして女性とファッションという側面を互いにミックスして見せた。

 

 現実を考察し、既存の普遍的なものから新しいものを創造したという今季は、パンツ、セーター、シャツ、ブレザー、スーツ、ドレスなど日常着を再編し、カットとバランスに変化を加え、新しいプロポーションを生み出している。

 

 パンツをカットして仕立てたマイクロミニスカートは、ヘムをそのままローエッジで残し、セーターやシャツの丈も極端に短く、腹部が露になっている。それらのカジュアルなルックには、ニュー・バランスとのコラボレーションシューズをコーディネート。ホワイト、カーキ、ブルーのデニム素材は、やはり切りっ放しのローエッジ。その合間に挟み込まれる刺繍を施したドレスは、とてもシンプルなフォルム。そしてヘムはローエッジ。アイスブルーのドレスに至っては、袖口もローエッジで、まるで剥ぎ取られたかのよう。特に今回登場したスカートのウエストラインには、タグ付きの裏地が飛び出たかのようなトロンプルイユ(だまし絵)効果を出しているのが特徴。

 

 「不必要な新しさを追い求めるのではなく、ファッションの基本や洋服における人々のニーズや欲求を表現し、現実に焦点を当て、そしてその幅を広げた」とするミウッチャ・プラダの言葉通りのコレクションだった。

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)

 ニコラ・ジェスキエールによる「ルイ・ヴィトン」は、ルーヴル美術館の庭と庭を繋ぐ通路部分を会場に、フィジカルなショーを開催した。「『時』のル・グラン・バル(大舞踏会)への招待状」をイメージしたという今季は、舞踏会用のボールガウンやクリノリンを内包したドレスといった西洋服飾史的なスタイルを、いかに現代的にアレンジするか、に果敢に挑戦。ジェスキエールはアンティーク的な側面を一部残しながらも、素材のコンビネーションと配置、そしてボリュームの強弱でそれを難なくクリアしている。

 

 インナーにクリノリンを合わせたスカートには、レースをアップリケしたTシャツとイエローのグラディエイターサンダルをコーディネート。同じくクリノリンを合わせたゴールドレースのドレスは、破壊的な要素も加えてモダンにアレンジ。その後もクリノリンにミリタリー風のブレザーを合わせたり、タンクトップを合わせたりするなどして、一切の古めかしさを排除している。

 

 その姿勢は中盤に登場したボールガウンにも見て取れ、ケープを伴ったドレスは様々なレースを様々な手法でアレンジして配し、シンプルな箇所と装飾的な箇所のコントラストを付けて新鮮さをプラス。レースのロングケープを合わせたルックも、チェーンを刺繍したベストを重ねたシンプルかつカジュアルなセットアップをコーディネートし、服飾史とは大きく離れたスタイルを提案。

 

 丈を短くする、ダウンジャケットを合わせてカジュアルダウンさせる、ボリュームにコントラストを付ける、といったことだけでは導き出されない、全く新しいアイテムを目の前に提示するジェスキエールのマジックが今季も見られたのだった。

エージーファクトリー(AZ FACTORY)

 今年4月に急逝したアルベール・エルバス手掛ける「エージーファクトリー」が、カロー・デュ・トンプルを舞台にフィジカルなショーを開催した。このショーこそが、今季ファッションウィークの締めくくりとなる一大イベントだった。冒頭に、45のブランドがエルバスをイメージして制作したオマージュ作品が発表され、その後スタジオチームによるシグネチャーラインの新作を発表する、という二部構成。ジャン=ポール・ゴルチエやリック・オウエンス、オリヴィエ・ルスタン、ピエール=パウロ・ピッチョーリなどのデザイナーが多数、そしてナオミ・キャンベルやマクロン大統領夫人など、華やかな招待客が最前列を埋めた。

 

 エルバスのデザイン画をアップリケ刺繍で表現した「ディオール(Dior)」のドレス、3Dのハートをいくつも取り付けた「ゴルチエ パリ(GAULTIER PARIS)」のコルセットドレス、ハートモチーフを際に配した「ヴィクター&ロルフ(Viktor&Rolf)」のトレンチドレスなど、各デザイナーの作風をエルバス風にデザインしたアイテムが登場。日本からは「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」、「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」、そして「サカイ(sacai)」がそれぞれ作品を提供した。

 

 そして、スタジオチームによる25作品を披露。伸縮性に優れ、様々な体形に対応するニット素材によるMyBodyシリーズのリトルブラックドレスをオーバーサイズモデルに着せたルックや、ドロップショルダーのTシャツフォルムのサテンのドレス、ハートを刺繍したピンクのドロップショルダーコート、ワンショルダーの大きな袖が特徴的なジップアップのオレンジカラーのドレス等、エルバスが生きていたら、きっとデザインしていたに違いないと思わせるアイテムの数々が登場。最後は、エルバスのイラストをヘムに刺繍したコートをまとい、エルバスのようにボルドーの大きなボウタイを結んだアンバー・ヴァレッタで締めくくった。

 

 

 

 コロナ禍が始まって以来、色鮮やかなカラーパレットのアイテムが登場し続けているパリコレクション。春夏と秋冬の色の差異が曖昧になってきている、そんな印象を新たに抱いた今シーズンだった。特に「ディオール」や「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は、色自体がコレクションに方向性を与えていたように見受けられた。その中でもキーとなる色がイエローだ。「ディオール」や「コシェ(KOCHÉ)」、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」では、眩いまでの鮮烈なイエローがキーカラーとなっていたし、「メゾン マルジェラ」もウェーダー(漁師の長靴)にイエローが見られ、「ルイ・ヴィトン」でもイエローのシューズが目立っていた。注目を促し、明るくて楽しい印象を抱かせるアイテムとして注目されるかもしれない。

 

 今季は、「リック・オウエンス(Rick Owens)」のように黒やグレーのイメージがあるブランドでさえピンクやオレンジを登場させている。コロナ禍の中、少しでも明るさのある方へ逃れたいとする人間の欲求が服の色に現れてくるのではないだろうか。

 

 未来志向のスタイルを提案するブランドも多く見られた。「ステラ マッカートニー」は、会場となったオスカー・ニーマイヤー設計のフューチャリスティックな建築物と呼応するようなルックを提案し、ロエベは全く新しい服を作ろうとする実験的な姿勢を見せた。もちろん、クレージュはブランドの傾向が元々フューチャリスティックではあるのだが、それは1960年代から続く創始者のスタイルであって、出発点が異なる。このブランドだけは特別な例といえるかもしれない。

 

 「クレージュ(Courrèges)」はフューチャリスティックでありながら、同時にレトロでもあると捉えると、その方向性は他のブランドでも見受けられる。「ディオール」は、60年代のマルク・ボアン時代の「ディオール」にイメージを求めていたし、「ヴァレンティノ」は60年代、70年代のアーカイブから引用したドレスを発表し、メイクはそのまま70年代風だった。「シャネル」は、ランウェイをフォトグラファーで取り囲む80年代の懐かしい光景を再現。それらのブランドは、古き良き時代への特別な思い入れを素直に表現することを厭わなかった。60年代、70年代、80年代。そして90年代までの、ファッションに勢いと華やかさがあった時代への憧憬。それも、やはりコロナ禍があったからこその憧れであるに違いない。

 

 本当の意味での未来志向といえば、サステナビリティへの取り組みを強化しているブランドが少しずつだが増えてきていることも注目すべきトピックである。アップサイクルされた素材を多くのアイテムに使用した「マリーン セル(Marine Serre)」、サステナビリティを素材だけでなく、協業など様々な分野に広げている「クロエ(Chloé)」、そして菌類由来の代替素材を使用した、ファッション業界ではサステナビリティのパイオニアである「ステラ マッカートニー」。まだまだ少ない状況ではあるが、広く業界全体で意識が向きつつあるようだ。今後どのように広がりを見せるのかを注視していきたい。

 

取材・文:清水友顕(Text by Tomoaki Shimizu)

 

2022春夏パリコレクション

https://apparel-web.com/collection/paris

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